「うちの子、また肩が痛いって言ってる…」
「最近、投げたあとに肩を押さえてるな…」
「でも本人は“痛いけど大丈夫”って言ってるし、しばらく様子を見ようかな」
——そんなふうに考えたこと、ありませんか?
小学生〜中学生の間にスポーツをしているお子さんには、肩の痛みが出ることがあります。とくに野球やハンドボール、バレーボールなど腕を使う競技では珍しくないトラブルです。
成長期だし、投げすぎたかな?使いすぎかな?と、しばらく様子を見ようとする親御さんも多いのですが、放置してしまうことで痛みが長引くケースも少なくありません。
フォームが崩れたり、別の場所をかばって新たな不調が出たり……
将来の競技人生に影響してしまう前に、親としてできることを知っておきませんか?
肩の痛みを見逃さないための“チェックポイント”
肩のトラブルは、最初はちょっとした違和感や動かしにくさから始まります。
お子さんの様子で、こんなサインが見られたら要注意です。
✅ 投げたあと、腕を押さえる・肩をさする動作が増えた
✅ 投げるフォームが変わった(無意識に痛みを避けている)
✅ 投球距離・スピードが落ちた/ボールの軌道が変わった
✅ 寝返り、着替え、ランドセル動作などの日常動作にもぎこちなさがある
✅ 肩だけでなく、首・背中・腰に疲れを訴える
このようなサインは、身体のどこかに負担がかかっている証拠かもしれません。
「疲れてるだけ」と片付けず、一度身体を見てもらうタイミングかもしれません。
整形外科で「異常なし」と言われたけど…それで安心?
実は、「病院でレントゲンを撮って“異常なし”だったので様子を見ていた」という方からの相談はとても多いです。
でも、レントゲンやMRIなどの画像検査では映らない問題もたくさんあります。
たとえば…
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投げるときの体重移動がうまくできていない
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肩甲骨や背中の筋肉がうまく連動していない
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骨格の歪みによって片側ばかりに負担がかかっている
こうした動きの異常や神経・筋肉の連携のズレは、画像検査では見つけられないのです。
だからこそ、「異常なし」=「痛くないはず」とは限りません。
ご本人が「痛い」と感じているなら、“見えない問題”が潜んでいる可能性もあるのです。
なぜ痛みが出る?|“見た目に出ない不調”の正体
肩の痛みといっても、肩だけが悪いとは限らないのが難しいところです。
実際には、
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首・肩・肩甲骨・背中・腰・股関節と、全身のバランスが関係していることが多く、
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ある部位の「かばい動作」が別の部分の痛みに繋がっているケースもよくあります。
例)
・本来、体幹で生み出す力が使えず、肩だけで投げている
・股関節がうまく使えず、上半身に無理な力がかかっている
こうした**「動きのパターンの乱れ」や「神経と筋肉の連動のズレ」**は、外からは見えづらく、親御さんや指導者でも判断が難しいところです。
休ませるだけでは、不調の“根本”は変わらない
よくあるのが、「しばらく休ませたら痛みが引いた。でも再開したらまた痛くなった」というパターンです。
これは、「痛みの原因」が残ったまま練習に戻ってしまったから。
一時的な休養は**“痛みの感覚”を休める効果**はあっても、
“痛みの原因”——つまり体の使い方や動きのクセは残ったままのことが多いのです。
フォームの乱れや動作の偏りが修正されなければ、再発のリスクは高くなってしまいます。
だからこそ、**「休むこと」より「見立てて整えること」**が大切です。
当院でのアプローチ|「診て・触れて・動かして」身体のつながりを確認
当院では、画像や数字だけでは分からない部分を、
実際に動いてもらいながら、神経と筋肉の反応や全身の連動性を確認します。
✅ 肩だけでなく、首・背中・腰・股関節もチェック
✅ 本人が無自覚な「かばい動作」や「クセ」を見抜く
✅ 痛みの箇所に無理な刺激を与えず、身体の連動を調整
施術はすべて手技のみで、器具や電気は使用しません。
また、お子さんの施術では親御さんも同席しながら、状態の説明や施術内容を確認していただけます。
「ここが原因だったのか」と分かることで、親子ともに安心して次のステップに進めるのです。
初めての方へ|ご相談〜来院の流れ
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服装:動きやすい服装(ジャージやTシャツなど)でお越しください
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予約方法:以下のどれでもOK
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所要時間:初回は約40分〜60分程度(状態により変動します)
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通院ペース:状態により異なりますが、目安は週1回〜2回程度から始まります
まとめ|「様子見で後悔しないために、いまの違和感を見逃さないで」
お子さんが「肩が痛い」と言い始めたとき、それは身体からのサインかもしれません。
見た目ではわかりづらい分、「そのうち治るだろう」「練習のしすぎかな」と様子見されることが多いのが実情です。
でも、本当の原因は思わぬ場所にあることも——
将来のパフォーマンスや成長の妨げにならないよう、今のうちに一度見てあげることが大切です。
「痛み止めや休養でなんとかなってきたけど、そろそろ限界かも」
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。
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