その手のしびれ、首?脳?それとも内臓?見分ける5つのポイント

手のしびれを感じると、「もしかして脳の病気?」「首のヘルニアかも…」と不安になる方も多いはず。でも、原因は一つではありません。しびれの背景には、首・脳・内臓などさまざまな要因が関係していることも。この記事では、しびれの“見分け方”を5つの視点から分かりやすく解説。埼玉県久喜市のひのくま整骨院が、体の声に耳を傾ける神経筋整合法の視点でお伝えします。


こんな“手のしびれ”、感じていませんか?

突然しびれる?じわじわ?それが見分けるヒントに

「朝起きたら指先がジンジンする」「重いものを持つとしびれが出る」など、手のしびれといっても症状の現れ方は人それぞれです。急にピリッとくるものもあれば、何日も続く鈍い違和感もあります。

実は、その“出方”こそが原因を探る大きなヒント。突発的なら脳血管や神経障害、ゆっくり進行している場合は首や筋肉、血流の関係が考えられます。

「しびれ=神経」だけではない、意外な原因とは?

しびれの原因というと「神経が圧迫されてるんじゃ…」と思いがちですが、実はそれだけではありません。
・糖代謝の不調(糖尿病など)
・ビタミン不足(B群の欠乏)
・自律神経の乱れ
・筋膜や筋肉の連動不全

こういった内側の変化が、しびれとして“手先”に現れることがあります。


考えられる3つの代表的な原因と特徴

① 首由来のしびれ(頸椎の神経圧迫・神経伝達の問題)

頸椎には、腕や手を支配する神経が集まっています。そのため、首の関節のズレや筋肉の緊張が強くなると、神経にストレスがかかり、しびれとなって現れます。
特に以下のようなケースが多いです:

  • デスクワークで長時間下を向いている

  • 枕が合わない

  • 姿勢が悪く猫背気味

このような場合、「首を動かしたときにしびれが強くなる」ことが多いのが特徴です。

② 脳・脊髄疾患(脳梗塞・脊髄腫瘍・多発性硬化症など)

突然のしびれや、しびれ以外に「ろれつが回らない」「片側だけ動かしにくい」などがある場合は、脳の異常の可能性も。早急な医療機関での対応が必要です。

また、脊髄の腫瘍や病変の場合、首や背骨の中を通る中枢神経に影響が及びます。手のしびれだけでなく、脚に違和感を伴うケースもあります。

③ 内科疾患・代謝系(糖尿病性神経障害・ビタミン欠乏など)

糖尿病の方は、末梢神経がダメージを受けて手足にしびれや感覚異常が出ることがあります。ビタミンB1やB12の欠乏も、神経の働きに影響を与えます。

しびれが「じわじわ広がる」「時間帯に関係なく続く」などの特徴がある場合は、内科的な背景も視野に入れる必要があります。


しびれの“見分けポイント”5選

1. 片手だけ?両手?左右差のチェック

片側だけのしびれは、脳や首の片側神経に由来していることが多く、両手に出る場合は内科的・全身的な原因が考えられます。

2. 首を動かすと悪化するかどうか

しびれが出る場面で「首を動かすと強くなる」「特定の姿勢で出る」なら、頸椎の関与が濃厚です。

3. 手だけでなく肩や腕にも症状があるか

神経の経路は、肩→腕→手と続いています。複数の部位にまたがるしびれがある場合は、首の神経ルートに注目。

4. 感覚が鈍い?力が入らない?症状の違いに注目

「感覚の鈍さ」か「筋力低下」かでも判断は変わります。神経の感覚線維か運動線維、どちらが関与しているのかを見極めるのに役立ちます。

5. 発症のタイミングと持続時間

寝起きに出る、特定の動作後に出る、時間が経っても引かない…など、生活パターンとの関係を観察するのも重要です。


「神経筋整合法」ではどう診るのか

ひのくま整骨院では、神経と筋肉の伝達のズレに着目した「神経筋整合法」という考え方を用いています。しびれが出ている場所だけでなく、「どこからの信号が届いていないのか」「どこで遮断されているのか」を探ります。

神経と筋肉の“伝達ルート”を読み解く施術

身体は一つのユニットとしてつながっています。たとえば、手のしびれでも実は「首・肩・背中」の動きが連動していないことで、信号がうまく伝わらなくなっていることも。神経筋整合法では、触診と動作評価を通して、そのつながりを再構築するアプローチを行います。


こんな症例もあります【ケーススタディ】

ケース1:デスクワーク女性の「手のしびれ」が首から来ていた例

30代女性。毎日のPC作業で右手にジンジンするしびれがあり、「腱鞘炎かも」と思い受診。神経筋整合法の評価で、首の可動域制限と肩甲骨周囲の硬さが関与していたため、全体の神経ルートを整えた結果、しびれの頻度が変化していきました。

ケース2:趣味の裁縫を諦めかけていた方のエピソード

60代女性。裁縫の際に指先がしびれ、細かい作業ができなくなっていました。評価の結果、手ではなく首と背中の連動の問題が原因でした。数回の施術で“しびれない状態”が安定し、趣味を楽しめるように。


ひのくま整骨院が大切にしていること

「患者さん自身が体の変化に気づける」ことを重視

体の違和感や感覚は、他人には分かりにくいものです。ひのくま整骨院では「なんとなくの変化」にも耳を傾けながら、再発しにくい状態を目指します。

手技のみでアプローチする理由

機械を使わず手技のみで施術するのは、「体の反応をダイレクトに感じ取る」ため。押した強さ・方向・反応速度から神経と筋肉の状態を読み解きます。


症状に心当たりがある方へ【予約・相談はこちら】

「こんなことで相談してもいいのかな?」と思ったら

しびれは人によって出方も感じ方も違います。「これくらい平気」と我慢せず、一度ご相談ください。
首から来ているかもしれないという視点での確認だけでも、今後の安心につながります。


よくある質問(FAQ)

Q. しびれはどのくらい放っておいても大丈夫?
→ しびれが続く場合、早めの評価が大切です。特に日常生活に支障が出る場合はすぐご相談を。

Q. 病院で「異常なし」と言われたけど不安…
→ 検査で見つからない「動きや神経伝達のズレ」が原因のこともあります。全体をみる評価をおすすめします。


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→この記事を読んで「もしかして首かも?」と思った方へ。
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