人それぞれ、体の使い方のタイプがあるようなんですが、それもいろいろな角度からの考え方で、いろいろなタイプ別で分けることができるようなんです。
一応は、平均の体のポジショニングを確保できるようにお手伝いします。
その中でのお話なんですが、以前から興味を持っている4スタンス理論、巷のブームは過ぎているようなんですが、あらためて勉強しなおしてみるとあれはそうだったのかと気づかされます。
たとえば、近隣の先生とタクシーに乗車したとします。後部座席で、3人乗車です。妙にその一人の先生だけが膝を開くのです。それが嫌で私は縮こまるのですが、それがたびたびおきます。ただ、大先輩なので、膝を閉じてとも言えずひたすら我慢します。
つぎに研修会の時に、施術しあうのですが、その先生は深腰(私たちのグループ内での腰の形の一つの形態です)なんです。
また、他の先生に私が患者役で施術を受けようとするとき、私の腰は反り腰(深腰の逆です)だというのです。ただ、私が反り腰の施術を受けていると、非常に苦しくなってくるのです。
その体験をして、私は施術の時には、患者さんの感覚で深腰パターン、反り腰パターンを楽になった方を教えてもらって決めています。
それがなぜなんだろうと、頭の隅の方で考えていました。(一度4スタンスを勉強したのに)
ここで、4スタンスの一部の教本の内容に、腑に落ちる答えがありました。
4つのタイプがあり、立位姿勢にもその4つの特徴がある、ということ。私の場合のタイプB1は骨盤の前傾角度が機能構造上、40度ぐらいに傾いているということなんです。つまりそれは見た目は、反り腰なんだということ。あくまでも見た目で、私の体にとっては中間位なんです。一方、膝を大きく開き、深腰に見える先生のタイプはA2。この場合の骨盤の前傾角度が、20度程度つまり平均角度が30度といわれるので10度も後方に傾いてしまっています。だから見た目深腰なんです。
膝が開くのは、A2のタイプの人の特徴です。逆にB1の私はもともと膝を開いていませんでした、それがなんだかひ弱なんじゃないかと、開くようにしていたら開き気味になってきてしまいました。
つまり、この開き気味になってきてしまったせいで、私の腰の痛みは深腰タイプだったと確証が取れました。
すごくスッキリして、なんだか胸のつかえがとれたように感じます。
他にもタイプはあります。ただ、今日は4スタンスの復習を始めたら納得と実感できることがあったのでここにつづってみました。