非常に多い症例なので、よくブログに掲載しています。
捻挫にも程度がありますが、症状のない場合のわずかにずれている関節捻挫のケースの話。
例えばつまずくとか、踏み外して捻じるとか、関節に捻れる力がかかると結構簡単に捻挫してしまいます。ただ内出血や腫れる(はれる)ほどの症状は出ていない場合。
まぁ、様子を見て放置していても心配がないかもしれません。しかし、できたら、必要な施術を施した方が万が一のその後、を考えます。
とくに靭帯の柔軟性があり、強度もある場合、断裂することなく関節の位置だけがわずかにずれることが良くあるんです。関節が正しい位置に納まっていないので、伸ばされるところと、バンドとしての機能されないものが生じてきます。ただ、それだとバランスのセンサーで不安定さを生むため徐々に機能していない靭帯を縮めるようにしたり、伸ばされている靭帯は緩めてしまったりして、疑似的安定性を手に入れようと働きかけます。まだこの時点では痛みが出ないと考えますが、足首に痛みが出るとは限りません。足首の不安定さが、ひざや股関節、骨盤・背骨、首・肩、頭痛までも影響をすることもあります。
施術にいらしていただいても、ほんの数日の施術で終了できます。なぜなら傷の保存療養をする必要がないからです。いわゆる靭帯の部分断裂や断裂は、捻挫の二度以上の分類に適します。二度以上になると基本固定期間が必要と考えています。
一番必要な施術は関節整復です。程度がどうであれ、ここ、埼玉県の「ひのくま整骨院」では必ず行います。足首に限らず、です。
受傷したら一日でも早く来院なさってください。