肩こり

肩こり、首こり、背中こり、そして胸のこり。

こりはどこでも、でる症状です。ただ、頭に近いところで起こるのは、痛みをより強く感じてしまうものです。自分自身でできるのはあくまでも予防です、つまり凝り特有の症状を感じる前に、毎日行うと良いとされる運動、ストレッチングです。これをルーティン化することがとても重要となってきます。

でも、特有の症状が出ても同じようにストレッチングは続けていた方が良いでしょう。ただ、早めに施術を行う必要性があると考えています。コリの症状は、ケガのように体に対する負荷・外力がかかってすぐに症状を出すものではないんです。とても軽く、そして積み重ねて、筋肉にダメージを蓄え続けられると、痛みとなって症状が爆発するのです。

こりは、爆発とは言ったものの、熱を持つことはほとんどないので、炎症性の痛みではないものです。つまり、安静にする必要はありません、安静にすることの方が症状の悪化を招くことになると考えています。とはいえ、筋トレは好ましくありませんので、やらないことをお勧めします。唯一例外な筋トレは、腕立て伏せ(プッシュアップ)、これも回数は少なく10回程度で慌てず急がず行うことが良いかもしれない結果をもたらしてくれます(でも、基本やらないことをお勧め)。

ひのくま整骨院では炎症性のものでも、慢性痛でも手法は変わりません。電器も当てずに、関節を手とり足とり動かしながら、いろいろ動かせるように調整を行っていきます。原理はPNF理論に基づく固有受容性神経筋促通法の改良版の神経筋整復法です。

イメージは、まずコリというものは、筋肉を部屋だとすると、疲労物質がゴミなので整理整頓できていない部屋で、静脈と動脈の吻合した集合管を排水溝だとすると詰まった状態。いわゆるごみ屋敷、だから危険信号が出されるんですね、痛みだったり、重さだったり。

施術でその部屋の整理整頓をするんです、とっ散らかったお部屋のごみを関節を動かすことで整頓して、ごみを排水溝に流し込みます。筋肉を強制的に収縮運動させ、静脈を押したり引いたりすることで、排水溝のつまりを取り除く「ラバーカップ」を押し当て引っこ抜くように。

集合管のつまりが解消されてくれば、新鮮な空気を取り込めてまたきれいな空間を確保できる、つまり筋肉も活動をより効率よく行えるようになるわけです。筋肉の活動が活発化すれば、神経と筋肉の接合部に流れ込むアセチルコリンが、筋肉で生産できるようになります。

そんなイメージで体の調整に、お早めにみえてみてください。

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