足首の捻挫、甘く見ない方が良い

捻挫といわれたから、「安心」みたいに思われる方が大勢いるようですが、後遺障害が起こりやすいケガの代表が、足首の捻挫です。

簡単な話、捻挫を甘く見ていると、後でいろんなところに痛みが出てくるぞ、ということです。専門の医療機関で早めに手当てをしましょうね。

思い込みではないのですが、ケガの発生機序として教わってきたものの中に、このけがはこの方向に外力がかかるから捻挫するという、教育があるため整復・固定、それから固定除去の段階にふさわしくないものがあるようです。

とはいえ、捻挫の整復をされる先生方は少ないようです。下手したらシップだけ渡されて固定しないことも。

自分自身の体験があるので、この怖さがわかります。

捻挫のケガをしたばかりで、整復をしないと、筋肉や腱以外の軟部組織に問題を生じさせます。私の場合も、今の施術方法の師範に自分で治せ、ということで自力でできる範囲での関節の整復を試みましたが、この時点で、今思えば伸筋支帯の過緊張が起こったまま、距骨のポジションも完全整復できておらずに何年も過ごしてしまったということです。

さいわい内出血が少なかったので、結手や浮腫は比較的少なかったのですが、それも後遺障害の仇となったんだと思います。

現在も歩行時に足首が曲がる時や伸びるときに痛みが走ることがあり、伸筋支帯の緊張が出てしまったなと、緊張が起こらない範囲内での可動を気を付けています。しかし、足首だけに後遺障害はとどまっていません。膝の内側部に痛みを出して、棚傷害のようになっているし、臀部から指尖部にかけて痺れを出しています。

伸筋支帯の緊張があると、足首の曲がりスムースではないので。歩行時の姿勢が「でっちり(出尻)」になり股関節から背骨に力ベクトルをストレートに運ぶことができずに、ひざ、股関節に負担が生じてしまいます。

ひのくま整骨院ではいつでも捻挫の施術は専門で対応しています。ご連絡ください。

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