筋肉の整体をしているひのくま整骨院ですけど、筋肉を鍛えるのは苦手なので、患者さんの不調も筋肉をいかに効率よく使えるように整えるかを考え施術しています。
だから、レッシュ(4スタンス)理論をかじってみたり、うでからだ・あしからだ理論をかじってみたりしています。でもやっぱり軸と重心点の関係がいつも気になってしまっているので、整える施術中も、筋肉の反応を感じながらいろいろ考えてしまっています。
私が思う重心点は、てこで言えば支点と思っていました。でも、そうすると力点はどこにあるんだろうと、腑に落ちなくなります。
先日、歩行も重心点が左右に移動することから動き出せるといって説明を受けました。なるほどと納得できはしたのですが、今考えると重心点を移動させる力点はどこにあったんだろう?と考えさせられます。重心はあくまで中心ですから人によっても異なると考えられます。
年を重ねた先輩方の歩行姿勢が、丸くなっているというのは体の無駄な緊張が入っているため重心から移動できない、ということでした。確かに無駄な緊張が入っているので体幹から動かせなくなり、足をぶん回したりする歩き方や、体を左右に揺さぶって歩く方が増えます。
いろいろ考えた結果、まだわからないんですが、バランスをとるように施術は進めていきます。
つまり、やっぱり歩いてもらって中心(重心)から左右上下の不仲を整えてきれいにまずは歩けるようになってもらう。きれいに歩くというのは、あまり体の左右前後の揺れ幅が出ないように整えるということ。
ここは解剖生理学で、神経反射の特性を考えた施術で、介在ニューロンを刺激するということ。これは実際目で見てわかるものではないので、イメージで、施術を終えて動かしてもらうことで変化を確認してもらうしかありません。映像比較・画像比較もいいですよね。
なるべくするようにしなくちゃいけませんね。
骨盤のゆがみよりも重要ですよ、と私は考えています。やることもあるけど骨盤調整・・・