肩が痛いんです。腕を上げると肩が痛み、上がらないんですよ。
この症状、気がついたら痛みがなくなっていることもあれば、深刻な可能性も考えないといけないんです。場所が特定しづらいし、五十肩とか腱板損傷とか言われても、安静にしてりゃ痛みが楽になるとか言われるんですよね。最近だと、MRIやエコーで筋肉の状態がわかるんですよ。そしたら、腱板損傷だって分かることもある。
でも、痛みがあると無理をせずにいられないんですよね。
でも、自分でストレッチするのは悪化させる心配ないと思うんです。むしろ、痛みに耐えながらでも、血流を促進させるために動かすことが大事だと思います。でも、それでも痛みが改善しないなら、早めに施術を受けるべきだと思います。
治療というよりも、手から肘、肩関節、肩甲骨、鎖骨、頸椎、肋骨、胸椎などの関節の調整や筋肉のバランスを整えることが大事だと思います。最初は、痛くない方の肩関節の可動域に合わせて進めますが、バランスが整ったら両方の可動域を広げていきます。そうすれば、痛みが和らいだとしても、再び現れる可能性が少なくなるんです。
肩の動きを改善すれば、全身のバランスにも良い影響があるし、歩きやすくなることもありますよ。実際、患者さんからは「膝の痛みも肩の施術を受けたら楽になった」という声も聞いたことがあります。施術が全身に及ぼす影響を理解して、感じてみてくださいね。