近頃、柔道整復術のひとつの関節整復をする機会が増えています。
「痛み」のあるところが必ずしも関節整復の必要があるわけではないのですが、関節を直接動かしてしまった方が、体がスムースに動きやすくなるだろう、その結果、「痛み」を出すという過剰緊張を出さない、あるいは過剰緊張を起こす前に体の向きや動きが変わる、といった行動パターンになれる、と経験してきているので必要性があれば行っています。
それが最近、まぁ、多くなってきているように思うんです。
私の整復前のポジショニングも、少し変えてきたからということもありますが・・・。
ただ、整復操作は非常に繊細で、神経筋整復も柔道整復術の関節整復も無理な動きにはならないように心掛けています。体の疲弊状況によっては、整復後すぐに起き上がると、立ちくらみを起こされることがあります。
インパクトがその時は、とても高く、かつ、筋肉の代謝力が追い付けずに、頭部への血流量が、一時的に少なくなってしまうため、貧血となります。
そのため休息を仰向けでとってもらい、安静にし、体の中の循環を安定させます。5~30分程度、施術が休んでいただきます。貧血症状が出なくなってからご帰宅していただくようにしていますので、安心して施術に見えてくださいね。