骨盤の辺りを抑えて、ここが痛いと訴えられます。
患者さんの表情からも、症状の判断ポイントを見つけねばなりません。
とはいえ、患者さんの方から骨盤を「バキッ!」とやってほしいといわれるても、「はい、そうですか」とはできません。なぜなら、それがあっているのかもしれないのですが、一時しのぎ、あるいは全然変わらない、悪くなってしまった、何てことが起こるかもしれないからです。
以前は修業時代に教わったものだからと、骨盤のアジャストをする機会はありました。
しかし、一時TVなどで骨盤矯正(アジャスト)は「神経障害を起こす危険整体だ!」と、流行って放映されていました。だから、みんなの気持ちと、私の中での注意が骨盤アジャストを行わなくなった経緯です。
ただ、どうしても仙腸関節の動きが出ることで体の左右差が整えられる、ということがまた増えてきたので、今年は、また、自分の教わってきたけど封印していた施術を、復活させています。
先生方の中には、骨盤と仙骨をつなぐ関節、仙腸関節は動かないといわれる方がいます。でも、私の考えでは、髪の毛一本分くらいのわずかな変化があれば、それは動いたことと考えます、そして、骨と骨が噛合っている以上起こるのです。可動をしない関節であってもです。
でも、基本は筋肉の整体が中心の施術所です。
腰の痛みで悩まれているのであれば、一度来院してみてください。見ないことにはアドバイスも、施術の体験をしていただくこともできませんからね。