朝、首が痛い!(寝違い)

スッキリ目覚めたいはずなのに、「痛い」!

首を動かせない・・・

経験が初めての人も、繰り返し経験されている人も、いずれにせよ「辛い」ですよね。

先日来院してくださった患者様は、斜角筋症候群といわれるような症状でした。

くびは、左右にねじることも曲げることも困難で、特に左に回す、左に倒すの運動制限が強く仕事の支障をきたすということでした。
何回も経験されているようなのですが、今回のは長い期間痛みが取れないということでしたね。

別の医療機関にもかかられたとのことでしたが・・・。

まずは「うがいがしたい」とのことでした。

斜角筋症候群のような症状は、1回目の施術で機能的によくなっていたと、私の見立てではありました。

しかし、患者さんの方は、「あまり変わらない」とおっしゃっているし、枕が体に合っていないんじゃないのかという不安・疑問を持たれていたので、枕の簡易的な指導をしてみました。

2回目の施術は、斜角筋症候群のような症状を起こしている筋肉のゆがみはあまり感じられなく、他の筋肉、関節調整が必要だったのでその方向で施術を進めました。

ただ、全身が関係していたので、足の先から頭の先まで一通りそろえるように行い施術を終えました。

3回目の予約前日に、調子が良くなったのでキャンセルします、と電話がありました。

喜んでいいのか、そこんところは疑問ですけど・・・。

忠告をみなさんに、頻繁に繰り返すというお悩みの人、医療機関の施術を医療機関の先生が「もう施術をやめて大丈夫ですよ、バランスが整っているので。」という日まで継続されたことがない、のではありませんか?
つまり自己判断でやめてしまうということ。

痛みは、感じさせなくするシステムが備わっているので、ゆがみのキャパギリギリまで戻り始めたり、神経レベルを低下させて反応を鈍くします。根本的なゆがみが調整できていないと、ゆがみの上乗せと、神経レベルの低下の上積みで、末端の小さな神経からの情報伝播と、末端の筋肉への情報伝播が足りなくなって危険信号(アラーム)を発信し続けるようになります。

これが、

「今までは一日寝れば痛みは落ち着いて治っていたのに、今回は治らない」という現象なのです。

一概に喜べないのですが、まぁ、痛みが早く落ち着いてよかったね、ということがありました。

似たような悩みがありましたら、いつでも施術を受けにみえてみてください。

何とかできるように調整方法を導くように頑張りますよ。

人一人の体に合わせるので安心してください、ペースメーカーなどあっても大丈夫です、電気は使いませんから。

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