腰痛

腰が痛くなる一つの要素として、腹腔内(おなかの中)の容積変化があげられます。

とはいえ、容積の変化で痛みが出てしまうような、腰やお腹周りの筋肉の状態がよろしくないのですが・・・。

もちろん、腹腔内だけではなく、皮下脂肪も影響を受けます。だから、膝や腰が痛い人に多くの医療関係者が、「痩せなさい」といっていたのです。

まず、容積の変化で、男性女性の関係性はなく、同じように変化をするのは、消化器官と泌尿器官です。

管腔臓器と呼ばれる、胃、小腸、大腸は、食事をすれば膨らみますよね。そして、排便すればへこみます。
同じように、泌尿器の一つの膀胱は、尿意が感じられるまで尿をためるため、徐々に膨らみます。そして放尿でへこみます。この変化が体の状態によって、大腸内に蓄積し続けてしまうような人がいます。つまり、便秘の人ですね。これは、腰痛ととても近い関係にあります。腰痛をそれによって発症している人もいればそうではない予備軍の人もいます。
便秘予防でよく言われているのは、適度な運動です。
これは、おなか周りの筋肉の動きが、腸の動きを活性化するからです。わずかな腹空圧の変化が、腸の蠕動(ぜんどう)運動を助けます。しかし、頻繁に便秘症になる人は、最初から運動をしても、おなか周りに自然と不安から力が入り腸の動きを活性させることができなくなっています。また、自分だけの意志だと、運動をすぐにあきらめてしまいがちです。
人によっては、これが悪化の一歩となり、強い腰痛症となることがあります。

さらに、女性は思春期以降、女性だけの生理現象が便秘と腰痛を悪化させると考えています。
あくまでも、自分で自分の身を守ろうとする働きの延長なのですが、常にこわばり続けてしまうような体の環境になってしまわれる方が多いです。
ホルモンの流動変化といわれ、お薬を飲んでいる人もいますが、
腰周りの筋肉の働きを整えることで、生理痛とおさらば、できた人が何人もいます。
いたってそのような人たちは、腰が痛いといって来院され、問診時にお話しを聞いていると生理痛に悩んでいるといっているのです。そして便秘が多い。

そのような現象を考えると、腹腔内の容積変化により腰痛を起こすと考えられるのです。
おなかのためにも安心な体環境を整えにいらしてください。
もちろん腰痛対策の施術を行うので、婦人科や内科に通いながら並行して施術されると良いでしょうね。

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