仰向けで就寝すると腰が痛くなる。
実は私もそうなんですが、この原因は骨盤の前傾が強まっているために起こる腰痛症。
女性に多いそうなんですが
男性でも起こるので女性特有ではないと、私はおもっています。
さて、本来ならば、仰向けになると骨盤が、お布団を介して床と接し、骨盤の傾斜角度が前傾角度がなくなるはずなんです。
そして腰椎の並びもストレートにならなければならない、はずなんですが、そうならなかったのがこの腰痛症を引き起こしている原因なんです。
つまり、頭の中では骨盤の傾きがなくなり、背骨の並びもストレートになる、という無意識が働きます。
それに対し、骨盤の前傾角度が増してしまっているので、背骨をストレートにしようという腰の筋肉の緊張が、長時間継続的に起きているのです。これがさらに腰の前彎角度を増すことになります。
ここで、無意識と現実のギャップがさらに混乱して、痛み出してしまうのです。
予防は、膝の抱え込みのストレッチングと、横向き、あるいはうつぶせ姿勢の就寝姿勢になるということ。
でも、痛みが出てしまっているなら来院していただくのが、いつものように十分な睡眠がとれる環境へもどれると考えます。