オートマチック

今回は体のこととは少し離れます。

ただ、感じたことなんですが、最近何でも機械化してオートメーション化しているせいで、自分で体を動かして物事を終わらせることを忘れてしまうことが非常に多いように思います。
先日、当院のお手洗いを使った患者様がいましたので、診療会計を終えた後、消毒を兼ねてお掃除しに行ったんです。

その患者様、お手洗いの御水を流す音聞こえなかったなぁ、と思いつつ扉をガラっと開けると、便座は下りているのですが蓋は開いたまま。よくみるとお小水の色が・・・

ということが、結構あるんです。

自動車でも、最近の自動車には運転支援システムが充実しているようですが、それに頼り切りなってしまっていて、さらに過信されていらっしゃる人も多いようなので事故の割合が減ったとはいえ、新しい車なのにもったいないと感じてしまいます。
当然私の車は、非常に古い車になりましたので運転支援なんてありません。

オートマチックになった生活はとっても便利に感じているんですが、体を動かすということが億劫になってしまって、健康を損ねてしまっている人がいます、現実に。

考えて行動すること、感じて行動すること、私たちの体はいろいろな刺激を受けて、それに対応しようとするシステムが備わっています。それを忘れてはいけないと思うんです。
運動が苦手という人ほど、動き出してください。
きっと続けていると動くことが苦しくなくなっていきます。
私も動くのは苦手でしたから。

トップへ戻る