歩行から感じられるもの(みえるもの)

一人ひとり、歩き方にはクセがあるのか、と考えていましたがクセで片づけられないものもあるのかもしれないと感じたのは最近です。医学的な根拠は全くありませんが、私自身で感じた経験から一つテーマにしました。

フットセラピーの一つの「リフレクソロジー」を勉強してから、足裏の観察は私の検査方法の一つに取り入れています。
この学問がある以上、「足」はとても重要な器官と私の中では考えています。
4足歩行から2足歩行に進化したために、より重要機関となった足だから、考えてみます。
地面に接する時間が一番多いものなので、できれば足裏全体で接地をさせたいのですが、本来足裏は中足骨よりも末端、つまり「ゆび」で特に親指を除いた4趾、あるいは、中指と薬指の先、もしくは中指の先端でつま先立ちが「DNA」には刷り込まれていると思っています。だから足底全体の接地というものはできない人もいるのではないんでしょうか、もちろん練習すればできるようになるみたいなんですが。
リフレクソロジーでは、頭は指先が反射区とされています。指よりも近位(体幹に近い部分)は内臓器の反射区になり、足裏でも本来刺激をあまり受けたくないものなのかもしれません。お腹はさすってもらう以外は、結構つらいし、骨で防御されていませんので強刺激にはよわいところですからね。

歩くときに踵から着くを意識するのをやめてください、ということはこのような背景があります。
たまたま私たちが2足歩行なもので、踵が当たり着いたように見えますが、「着けた」とは違うわけです。
そこで、その歩く格好を観察してみたり、自分の潜在意識に問うてみたりしたところ、私の場合肝臓の中央に何らかの位置の悪さがあるようで、その方向へ圧してみると呼吸など体にいい感覚が戻ってきます。
そこでその肝臓を意識してみたときに、自分の歩き方を観察したり、立ち姿勢を観察してみたところ、僕の場合ですが左の足は、あまりつま先が外を向かず、右足のつま先が開く姿勢をとります。普段通りの歩き方に少し強調気味に歩いてみると肝臓を中心に歩くような感じがします、逆に左足を強調して開き、右腰を引き気味につま先を外向かないようにイメージして歩くと、おなかの収まりが良いような気もします。足の裏にもなんだか緩んだような感覚さえ感じます。
更に意識して、腸や腎臓、肺、膀胱、などを中心に歩くと、歩き方が変わるように思います。立ち姿勢も変わります。
あくまでも、医学的根拠の全くない話です。
信じるか信じないかはご自身で判断してほしいのですが・・・。

歩くということで体質改善や予防を勧められることもとても多いと思います。
例えば糖尿病、大腸炎、など、最近では認知症も。
指先まで伸びている感覚神経や運動神経、筋肉を動かすことや、接触、接地することで感覚神経を刺激して、目や耳などの視覚情報や聴覚情報をとらえて、筋肉を動かす、といった神経反射を繰り返すことで、自然と内臓器への刺激も自律神経を介して行われるんだ、と私は解釈しています。
そこに、着目して足裏の表現する内臓反射区の情報を読み取り、歩行姿勢からえられる何をかばって歩かれ、そこから骨格に運動障害を起こしているのかも、ひのくま整骨院での施術前・施術中の検査指標としています。

何をやっても変わらないと悩まれている人がいらっしゃいましたら、まずは来院して体験されてみて欲しいです。
他ではされない施術に、何かを感じられると思います。

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