予防はどうすればよいですか？
これを聞く人に、教えたことを教えた通りにやってくれる方は、ほぼ一割いるかいないか程度。
教えたとおりにやらない人の中には、聞いただけでやらない人と、いろんな情報を組み合わせて自分独自にアレンジする人、それから、最近はYouTubeなどでストレッチングやエクササイズの動画が出ているので、それを実践する人に分かれます。
そもそも、YouTubeで動画になっているものは、健康な体でやる分には良いのかもしれません。
しかし、質問をしてくる方は施術をしなければならない体の人。
なので、その体の状態にはハードすぎるものと、一日のうちに繰り返し何度もできないというデメリットがあります。
セット数を多く、一度にやる種目を少なく教えている予防ストレッチには、それなりに理念をもってお伝えしています。
一回にやることが少なければ、そんなに大変ではなく、繰り返せると、私は学び、考えているのです。
患者さんの状態によっては、何もしないでいつも通りに生活していてください、と指導することもあります。
なぜなら、自然な体の動かしができるように施術を繰り返すので、おそらくアレンジや違う解釈でやられてしまいそうな人には、その方が早く調整ができるだろうという経験と、考えの基、お答えしています。
本当、ぶっちゃけていえば、施術に計画通りに、経過をしっかり観察できるような人で、最後まで施術に来ていただける人は、来院期間中は予防運動をする必要はないかもしれません。あくまでも、患者さん自身で通院の予定を決めることがなく、途中で判断して中断することが無い人前提です。
