最近、開業当初はよくやっていたルーティンをやっていません。
また、ルーティンを再開した方が良いのかも?
なんて考えてしまっています。
その頃は、ルーティンということで行っていた、ものではなかったんです。
もともと、僕たちのセミナー研究グループの最高峰の手技として、
念導というものがあります。
そのセットアップに、必ず行っていたルーティンだったのです。
そのため、こうしていてほしいという願いかなわず、
セットアップしたとたん解かれていたり、
動かれるなどのことがあり、やめてしまっていました。
一つの自己満のためにやっているんじゃないの?
という気持ちもあったために、「中止」、直接手技をすること、ここ何年か経過しました。
でも、やっぱりセットアップをしようと最近やり始めると、
やっぱり無理のない施術をできているように感じています。
つまり、体の抵抗感が少なく、ゆがみをご自身が整体していく補助に徹することができるように感じています。
もちろん神経筋整復法をやりながらです。
神経筋整復法の一番の整体は、疲労して筋肉の機能低下した状態により痙攣しているものを、運動することなく筋肉の有酸素系の運動を疑似的に行い、痙攣を緩めながら連動する筋肉を整え、関節のゆがみを整えること、です。
セットアップすることで、その神経筋整復法は強調され、特有の連係運動を引き出し、調整の幅が広がると私はとらえています。
スポーツ選手も一流の人は、決まったルーティンを行う、とききます。
もちろん遊びの時や練習の時はそのルーティンをやってはいないんでしょうけど。
ルーティンをすることで、そのパフォーマンスが上がる、集中力など目に見えてこない体の状態を高める効果が得られるということは、何かの科学文献で拝読した記憶があります。
アーティストの歌手なども、叫んでみたり、うがいをしてみたりと人によって行われるルーティンはいろいろのようですが、やっぱりルーティンを行った後からの方が、発声が豊かになるようです。
日本の言葉ではそれが儀式に当てはまります。
私たちの体の中よりも、もっと昔の記憶、いわゆる潜在意識の中には儀式の文化は当たり前のようにあります。私もこれには心が落ち着くというような表現できないような気持ちよさがあります、それは神社仏閣に行ったら手を合わせて感謝するということ。
今はいろいろな信仰をがあり信じられるものも人それぞれで、神様、仏様もいろいろで、私はこれといった神様仏様を一つに決めていません。
祈願・祈祷するルーティンは日本の神社仏閣だけではなく世界中で、行われています。
だからこれからは、セットアップという施術前の儀式を再開して、それをルーティンとして皆さんに行っていこうと思っています。
ですから、セットアップしている時、変に思わないでくださいね、(≧▽≦)。