古傷は残らないように、早めに医療機関に

最近自分の足を観ていて感じます。

中学生のころ、柔道部の練習中に、先輩に足を踏まれながら、投げられて左足の人差し指を、骨折したのだろうと思います。
その頃とある先輩のお願いで、練習に時々指導者としてきてくれていた、接骨院の先生がいらしたので、そこに通院。初検でヒビだろうねと。
シップをしてくれて、もちろん電療もしていましたが・・・。
今思えば、私の師匠の接骨院(現・筋整復院)のように、初めはとても痛いけど「整復」をズレの無いようにみえる「ヒビ(不全骨折)」でもやるべきだったと思います。さらに言えば、金属や熱可塑性樹脂を使った完ぺきな固定をしなければいけなかったな、と考えています。
現在は、指の短縮があるうえに、指の伸展障害がいろいろなものを起こしているとも考えられます。(そうじゃないかもしれませんが、その考えは生まれついての習慣という考えから、そのせいでその指をケガすることでわが身を守ったということ)
まず、どのような変化があるのかというと、足の甲が右に比べると左が高くなっている。これはストレッチングボードに立ってみて感じることなのですが、踵の骨が真っすぐに立っていない、さらに足首の距骨にスネの脛骨が垂直に立たない、距骨に対して内側に倒れています。
つまり、スネをまっすぐ地面に建てようとすると、距骨と、さらに踵骨が外側に倒れます。
そして、足首が曲がらなくなります、この時に親指と人差し指の付け根に地面を押す力が働いてしまっています。すなわち、膝が曲がるようにふくらはぎの筋肉も作用してしまいます。足の裏を接地させようとすると、とてもぐらつきます。グラグラするということは、いろいろな筋肉が収縮伸展をくり返しバランスをとろうと働きかけます。
悪循環を繰り返してしまいます。
古傷は、この関節の周りの筋肉をいつも微細に痙攣させ続けているのです。
寒くなると痛みが復活する、雨が降りそうになると痛み出すという感覚は、疲弊しきった筋肉が熱を作るのに重きを置き収縮を行うため、より関節に不安定を作りケイレンを強めるからだと考えます。低気圧が来ると、とありますが、それよりも、気温が下がり毎日の気温よりも下がる下限が強いからだということも考えられます。
もう30年以上前のケガで、体の使い方も変わってしまっていました。
4スタンス理論の私はつま先重心外側荷重だと思っていましたが、実際は踵重心内側荷重だったようです。一番初めはそう感じていたのに、いろいろ使い方が安定しないことで決まらず、自分のスタンスがわからくなっていました。
ただ、B1タイプということを踏まえると、ゴルフクラブを振るという動作で、手首を使うこと(コック云々)よりも、自然で振ると肘で振っています。初動は手首を固定し肘から稼動し出すことが自然に感じます、気持ちが良いという感覚があります。
まだまだ古傷の対策をし続けながら、最終的には指の長さは戻りませんが、指が自然と地面に付き、全部の指の圧が同じくらいになり、甲高の左足ではなくなってほしいと自分で苦戦しています。
でも、わたしは少しでも寄り添えるように自分の体で体験し、さらに一人一人の体にどう接してどのように施術を行うべきかを研究します。
自分が気持ちの良いことは結構みなさん気持ち良いと感じていただけているようですから。

ちなみに今の施術に出合う前は、マッサージをしたり行っていましたが、最初の師匠の体で査定していただく前まではまずは自分で体感し行っていました。

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