腰の痛みで目が覚める、
起き上がる動作で痛くなる。
などいろいろな痛みを強く出す所作があります。
肉離れや、靭帯を損傷したり、打撲による筋肉などの軟部組織損傷以外、
ほとんどの腰痛は安静にすることが当たり前になっていますが、
炎症をしていない腰痛を動かさないようにすることで痛みを強く出してしまっている人がいます。
安静はじっとしていれば良いと考え、
ソファーや座椅子に長いこと座っていらっしゃる人が多いです。
実はそれはとっても痛みを上乗せする行動の一つです。
できる限り早めに施術を受けてください。
早めに対応することで、かばう仕草が減り、
痛みを作りにくい動きができてきます。
自然体が一番です。
ただし、施術後は関節の可動範囲が広がり動きやすくなります、
そのため一度に動く運動量は減らしてもらい、十分な睡眠をとり、
疲労物質をスムースに代謝するように努めましょう。
睡眠が一番筋肉の疲労物質を代謝できると私は思っています。
最近は自家用車が、ハイブリットシステムやダウンサイジングターボというシステムに変わってきています。
このシステムは結構私たちの体の動きにも似ています。
とくにハイブリットシステムは、エンジンの補助にモーターを動かします。
筋肉も大きな筋肉を動かす補助的に小さな筋肉を使います。
つまり動き初めには複数の小さな筋肉の連係が不可欠。
しかし疲労物質がたまってしまうと、
大きな筋肉に比べて疲労物質の蓄積できる許容量は少なく、すぐに体を支える力が弱り、
働かなくても良いときに、働き続け、結果関節のゆとりもなくし、
スムースな関節運動の出だしを行うことができずタイムラグの可動が、関節の引っ掛かりを招き、
その時に強い痛みを出してしまいます。
つまり車のモーターが利かなくなってしまい、出力の弱い小さなエンジンの出力だけになって、
物足りない、加速が欲しいときに加速してくれない状況になる、そんな状態だと思います。
不具合が出たら車だったらすぐに修理に出すと思います、乗らない生活を選ぶ人もいますが・・・。
自分たちの体も我慢できるからといって、我慢し続けると動けないほどの体になります。
それに腰だけの問題ではないかもしれませんよ、それを腰だけ揉んでさすって、
電気を流しても筋肉は逆に疲労して、またまた痛みを積み重なてしまうかもしれません。
症状の原因を剝いでいかなければなりません。
起き上がる時に痛みが感じられる腰も、実際は何が原因かはわかりません。
それを調べて施術するのが、ひのくま整骨院の検査であり施術です。