股関節が痛い、
だいたいの人が、太ももの前側の鼠径部の外側あたりを手をあてて、
「ここが痛い」といいます。
それからお尻の痛みを、
「ケツ筋が痛い」といわれることが多いです。
この場合、股関節炎もそうなのですが、
腰の分離症を気にした方が良いかもしれません。
だからといって、私が施術するのは、股関節炎も分離症も、
傷病名に関係なく、痛いと訴える周りの筋肉の調整を行って、
骨盤や大腿骨の傾きを、体が「不安定だよ~」と感じない、
許容範囲内に整えることをやってます。
だから、どんな痛みにも真摯に向き合って、
一緒に体を安定方向に調整して、緩めます。
私が筋肉になんで執着しているのか?
それが痛みを起こす原因と考えているからです。
まず、何度もブログでいってきていることなんですが、
私たちは運動をやろうがやらなかろうが、
筋肉は疲労する!
ここがとっても重要な事。
疲労しているものが一日の休息(つまり、睡眠)で、
疲労物質を筋肉内に溜めないようにできるか。
たまってしまうと、またいつものように働くことで、
何も疲労が無かった筋肉と状態とは違い、
疲労物質が残った状態での筋肉の活動となることになるので、
働ける筋肉の労働力は、過剰労働となります。
つまり、不安定な状態となり正常時と違い、
いつも筋肉が縮んだ状態なので、硬くなったようになり、
ケイレン痛を起こします。
これこそ、おしりの痛みの原因である、
股関節外旋筋群の疲労による筋肉ケイレンです。
そして股関節の動きがこわばり、
骨盤の傾きが後ろに倒れるのを防ぐため、
太ももの前側にある、大腿四頭筋の中の大腿直筋や、
おなかのから、脊椎の前面と大腿骨をつなぐ、
大腰筋などがこわばり、太ももの前側にも痛みを出すことになってます。
だから、それらの筋肉が、元の疲労物質のたまっていないような筋肉になれれば、
必ず筋肉の休まる時間ができるので、夜の休息で一日の疲れを癒すことができると、
私は考え、施術を行っています。
ただし、股関節周辺だけの筋肉への刺激ではなく、
足の先から腰・背中、時々くびまで広く施術を行うので、
基本的に実費で診療を行います。
そこのところだけはご了承願います、よろしくお願いします。