頸部(くび、肩、背中、むね)の痛み

いろいろな原因から、いろいろな発症の違いを見せるものの、
痛みは同じようにやってきます。

ただ、外傷性(ケガ)とそうでないものとでは、
痛みの感じ方は違ってくることが多いと考えています。

殴られた、ぶつけたなどは内出血を伴ったりするので筋肉や筋膜、
毛細管の損傷を起こすので、炎症を起こします。
それなので、傷めた場合は日常の動作の必要最小限の動きで、
できれば安静に布団で休んでいただいた方が良いと考えています。

一方、ケガ的原因の無いものは、できれば、
動かせる範囲で、ツッパリや多少の痛みを感じても、
鏡などでご自身の体の正しい動きを確認しながら反復練習をしてほしいと指導しています。
鏡など、自分の動きを確認するものがない場合に、痛みが出ないように動かされてしまうと、
いずれその動きにおいても痛みを感じるようになってきてしまいます。
注意事項はそのぐらいです。
それからこまめにすること、1回2回でやったと思わないこと、
すぐに潜在的に楽なポジションではなく、
顕在的今感じる中で楽と考えてしまうポジションに姿勢をしがちです。
これは、痛みを起こす悪循環を起こします。
こまめにやりましょう、何種類もやる必要はないですが、教えたとおりに行ってください。

肉体的疲労、精神的疲労がありこれが原因ですね、と一概に言えません。
しかし、仕事での姿勢や、日常でのデジタル家電の使用頻度だったり、人間関係だったり、
わかってくると痛みを起こしている本質がわかってきたりします。
これは、血液の内容物や骨の現状をみて判断するものとは違います。
現在の傷みを何とかしたいからどうなっているのかを知りたいというのはわかりますが、
わかったところで何をどうするかはわからないことが多いようです、
そのためよく聞く言葉が、
「炎症しているから安静にしていてください」
「ストレートネックですね」
「~~番と~~番の間が狭いですね」
です。

ただ、このまま放置していると「~~になります」ともなかなか言えません。
これも知ったところで今の痛みはどうすれば?と不安になっている人も多いようです。

みないことには何とも言えないし、
この施術でどのくらいの変化が起こせるのか、
選択肢を定めることはできません。
悩む時間を施術の時間に変えませんか?

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