思春期の男子に多い、膝の成長痛。
オスグッド・シュラッター氏症という傷病名なので、
一般的には、オスグッドと呼ばれています。
オスグッドの痛みは、正しい施術で、結構早く運動再開出来ます。
一般的には、痛みが引くまで運動は原則禁止です。
でも、原則禁止の運動を徐々にでもやっていかなければ、痛みが取れてから動き出してまた痛かったでは、休んでいたことの、気持ちの整理、つきませんよね。
まず原因は、第二次成長で急激な身長の発育です。骨の成長に筋肉の成長が追いつかないことと、筋肉内の疲労の蓄積で、体の支えがすごく弱くなることから、筋肉が縮み痙攣し続けるので、特に大腿四頭筋の末端、膝蓋靭帯のスネの骨に着くところが引っ張られることで傷ついています。
まず、身長の発育に合わせて、筋肉もどんどん成長できる環境をつくる、筋整復が絶対必要です。
それから、筋肉の伸展を十分できるように、関節整復と神経筋伸展手技法で整えます。
3回目以降、症状と相談しながら運動を再開し始め、どんな動きをしても痛みを発さない環境が整いしだい、1週間の経過観察の後、終了できる痛みです。