胸が痛い、腕の付け根が痛い

座っている時、胸が痛くなる
最近デスクワークが増え、以前から肩こりはすごく感じていたけど、胸や腕の付け根が痛い。
これらの原因の一つに、腕の筋肉疲労と、手首と肘の連絡軸のゆがみがあります。
そのゆがみを見る検査があるのですが、肩関節までゆがんでいることが多く、
これが見落としやすくなってます。
だいたい、肩・首のゆがみが起きると肩関節のゆがみは、肩甲骨に対して上腕骨が、
手のひらを前に向けた親指方向にねじれます。
手首と肘の連絡関係を見るテストでは、専用の台に肘をのせてもらうのですが、
肩から腕を上げるようにされ(患者さんが逃げることが多く(これは無意識で))、
肘の向きが台の上ではテストに適するようにみえていても、違っていることが多いです。
つまり上腕骨のテスト姿位に不適切な証拠です。
ということは、傷害が多くの患者様は進んでしまってより複雑化しているということの現れです。

腕の付け根、胸が痛くなるという現象は、肩関節自体のゆがみ変化が見た目よりも大きいことを意味します。
もちろん、小胸筋という筋肉の機能不全ということも考えられますが、
その場合は胸郭出口症候群を判断する検査で反応が出ます。
それが出ない場合は、長年の蓄積と、急激なパソコンやタブレット、スマートホンでの仕事内容と量が原因となっていることが多いようです。

肩甲骨の動きを調整してから、肘と手首の連絡軸を整えて、手首・肘・肩関節の3関節の連係をそろえると、
元の動きが確保でき、胸も痛み出さなくなります。

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