肩、背中が痛い

肩が痛い、背中が痛い、腕が痛い
つらいですよね。
シップを貼って自宅療養されている、
という人が多いのですが、
話を聞くと大抵よそで診察されたりしています。
(あんまり接骨院や整骨院で治療していたという話を、初検時に話をされる人がいないんですが、なんでだろう?後から接骨院に施術を受けに行っていたと話される)

いろんな説明を受けていたり、
インターネット等で検索されたりしているので、
だいたいのことは知っているのかもしれませんね。

なので、私の痛みが出るまでの考えを書きます。

まず、筋肉の疲れが取れていないことが原因です。
そして、首の背骨を支えている筋肉がこわばってしまい、
よく聞く「ストレートねっく」でいることが原因でもあります。
まっすぐの何が悪いのかではなく、
まっすぐにしてしまっている筋肉のこわばりに問題があります。
それから肩甲骨が肋骨の上をスムースに円運動できない状態ということ。
肩甲骨は体幹(背中)と腕をつなぐ部位です、
肩甲骨を首に、背中につなぐ各々の筋肉がこわばってしまうと、
肩甲骨が動けず、肩関節の動きに過度の機能的ストレスが起きてしまいます。
すると腕の筋肉のこわばりが肩関節の隙間を狭めてしまい、
次第に肩関節の上腕骨が外側にねじれながら、うっすら亜脱臼という関節のズレを作ってしまいます。
さらに肘の位置の上腕骨は今までと変わらないような向きに使われるので、
肩関節と肘関節の間の上腕骨は、ねじれて存在するように変化します。
動かせないと思っている方向の動きは、行き過ぎてしまうようになっているので、
ストッパーが働いて痛みを出します。
ただ、これが起きているときの話で、
良く明け方痛いというのは、その起きているときの筋肉のこわばりを抱えたまま、
睡眠姿勢になった時、肩甲骨が前方に傾いていて、
肩甲骨の内側の部分が出っ張ったようになり、圧迫を受けるので痛みを回避しようと、
頭に力を入れ背中を浮かす方向のかばいの行動をとったまま仰向けになったり、
肩関節を横から抑えたとき、肩甲骨が背骨方向によることができないくらいこわばっているので、
わきの下や、肩背中に体幹(胴体)が落ちてこないように耐えているので、
その疲労によって、夜間あるいは明け方痛みで目を覚ますようになる、
と私は考えています。
つまり、起きている間に、肩甲骨、肩関節、首の回旋側屈の動きを
柔軟にしなければならないと思っています。

これらのことを踏まえて、症状の重い軽いに関係なく、
手先から首背中までの一連の筋肉関節の動きに、
筋肉と神経の関係をひとりひとりに合った調整を行っていく方法が、
神経筋整復法です。

毎日同じような行動をしているつもりでも、少し違ったりするものです。
体調も同じだと思います。
だから毎回初めに行った施術パターンで手技をすることなく、
その日のその体に合った施術をしています。
症状も積み重ねて限界になった時に、痛くなるのですから。
全ての人と同じ、電気を流し、温熱パックをあてがい、ということで変わる人はそれでも良いのですが、
それはその人の持つ治癒力を高めているようにも思いません。
あてがった導子が、その人のいろいろな情報を読み解き、それに合った電気の周波数を通電するのなら、
その療法はありですけどね。
なかなかありません。

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