首が痛い

首を振り向けたときに「ズキッ!」と痛みがでる

自動車の運転をされるとき、このような痛みがあると不安になります。

ただ、痛みが出るからなるべく振り向かないように生活することは、私は得策ではないと考えます。原因は大雑把に言うと、コリだからです。コリの場合逆に、動かすようにしなければならないと、指導もしていますし、私自身も動かすようにしているからです。

とはいえ、痛みが強いと動かすことに覚悟がいりますよね。

そうならないためにも普段からの予防として、首の左右に倒す、振り向くの運動を続けることをお勧めします。痛みのある時、首を回すということは、極力避けた方が良いと考えます。ストレッチングはツッパリ感を感じながら行うもので、圧迫痛を感じてしまうことは、「つらさ」だけを植え付けてしまうと思っています。

ひのくま整骨院では、首の施術を行う時も、直接首を揉んだり、首に低周波を「ビリビリ」かけることはありません。必ず手から肩・背中・胸そして首の筋肉と関節の抵抗をかけ、整えて施術します。なぜ、そのような施術を行わなければならないのかといいますと、肩にとても大切な筋肉があるからです。

筋肉は生きている限り、疲れます、運動をしなくてもです。その疲れを翌日に残さないようにするために私たちは寝て休息をとります。それでも残ってしまった疲れが筋肉内に物質として溜まってしまうと、筋肉が働かなくなります。疲労の物質は静脈を通って排泄されるんですが、たくさんあると毛細血管の静脈に入りきれません。毛細血管の集合管はいわばフィルターのようなもので、その人の身体の持っている浸透力と休息に費やす時間が十分に確保できれば蓄積されないのですが、いろいろ私たちは我慢などして働いてしまうことで、浸透力に見合った休息が取れず、追い打ちをかけるように疲労物質が作られてしまうことで、つまってしまい、今度は酸素やエネルギーの供給ができなくなってしまいます。そんな危険な状態が続くと、筋肉が力を発揮できなくなってしまって、体を支えられなくなり、常に力が入っている状態になってしまいます。これがコリの正体です。

手や腕の筋肉がそんな状態なってしまったら、体幹部に衝撃を常に受け続けてしまう、という昔の名残の筋肉が、何とか防御しようとした結果、この場合は首に痛みが出てしまった、という状態です。
ひのくま整骨院では、肩から腕、手の筋肉が、また連携を取って働けるようにしなければならないと考えています。
その時の整体の方法が運動をしていないのに、運動をしたことと同様の結果を得られるような、刺激する手技療法なんです。

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