走ると痛い膝

・ ランニング中、膝が痛い
・ ダッシュ時、膝が痛い
・ 走り始め、膝が痛い

膝の内側、外側ではなく、お皿の下が痛い。

この症状が出てると気が付かないかもしれませんが、
たいてい膝が伸びていません。

足の筋肉は体を動かすために働きますが、足を地面に「着地」する時の衝撃を吸収する働きも行っています。ただ、痛くなったということから、いつもと同じように走っていただけで、つまづいたりしたわけでもないし、もしかしたらひねったのかもしれない、といわれる人がいます。実際の記憶にひねったということは、ほとんどないのですが、質問されると考えた末に、導き出される答えです。

いつも自分に素直に考えると、足の疲労で痛くなったということで、安心されます。
安心はしてほしくはない、疲労というものが積み重なると痛みが出てしまいます。

疲労が悪いということよりも、生きている以上疲労が起こり、その疲労をどう対処できるかが重要です。睡眠によって疲労が代謝しきってしまえることが理想です。でも、なかなかその理想通りにはいきません。そこでセルフではストレッチングをしてみて、疲労の代謝の促進をしてみます。その時、膝の裏が床に着くようにできるだけ伸ばします。着けることができたら、膝の裏が床に着いた状態のまま、股関節を曲げていき前屈します。

これで痛みが取れてしまう症状はそれをこれからも続けて予防をしてください。ほとんど痛みも落ち着いてくるはずです。
そうではない人がいます、その時は早めに来院なさってください。
筋肉と関節を動かして、疑似的な運動をしているようにして、運動をしない運動をしながら、筋肉の代謝を上げていきます。また、そのような状態の足は、膝が完全に伸び切ることができないことと、大腿部と下腿部に許容範囲を超える膝の捻じれが起きてしまっているのと、足首から足の指先の動きにも運動制限が出ていることがほとんどです。ちゃんと土踏まずが機能できないということは、膝への荷重がもろに入り、大腿四頭筋の末端(お皿からスネの骨に着く)膝蓋靭帯というバンドが硬くなりすぎて炎症を起こします。

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