歩き始めるときに膝が痛くなった。
何も膝が負担になる、スポーツや、仕事をしたわけでもないのに、
と悩んでいるひと。
特別なことをしたから痛くなることよりも、
普段の生活の疲労の積み重ねが痛みを作ることの方が多い、ということを知ってください。
何かをしたときに痛める、ということは、一般的に原因があるので、「ケガ」といいます。
しかし、何かをした後から、何かを始めようと動き出すときに痛みを感じて、動き出してしまえば痛みは感じなくなる、などという場合の「痛み」はケガではありません。
普段の生活習慣が筋肉に疲労を蓄積して、筋肉の働きを低下して、血液循環の低下をおこして、エネルギーの供給不足、そして筋肉が痙攣を起こし、多少なりとも血液循環を促そうとする働きが、筋肉の固さとなり、関節をゆがませ、それに連なる筋肉や関節の動きにゆがみが起こり、動きを止めて、休んで欲しい、休みたい、という「筋肉からの悲鳴」がそれらの「痛み」です。
まず、原因の筋肉の代謝を高めなければなりません。また、関節を調節します。
施術は、動かさないけど動かさないけど、運動しているのと同じ状況下において、静脈血の流れを促すようにして、動脈血が流れ込めるスペースを確保します。