シンスプリント症候群

走ると痛い、歩くだけでも痛い

足の筋肉、特に後脛骨筋の疲労から進行する、スポーツ選手に多い傷害です。

後脛骨筋とそれに連動する筋肉を調整することで、痛みの発症は抑えられると考えています。

最近は、前傾体重の人よりもしっかりセンターに体重を載せられている人のほうが、この傷害が起きているように思っています。また、可動範囲の広い人、つまり膝が反張膝(はんちょうひざ)、または下腿反張(かたいはんちょう)といわれている人の、体の使い方から起きているように考えています。

そもそも、後脛骨筋(こうけいこつきん)は、普段の動きの中で中心的に活動しないとされています。その筋肉にそれだけの疲労をさせてしまうということは、使い方のほか考えられません。

人には生まれ持った体の使い方が存在するそうです。つまり、シンスプリント症候群を起こしやすい身体の構成なのかもしれない、と考えます。

このような体の持ち主は、比較的小さな可動範囲で大きな力が出ると考えています。振り子の使い方が非常に上手と思ってます。

それなのに、周りの人と同じトレーニングをしてしまうとバランスを崩してしまい傷めやすいと考えています。

スポーツの競技の種類で言えば、走るスポーツが全般的に多いです。陸上競技の中距離、長距離、サッカー、バスケットボール、などです。水泳はほとんどなっている患者さんを見たことがありません。

自身の予防策は、アキレス腱のストレッチングスタイルなんですがあまり歩幅は広げないそして、カカトは必ず浮かさないことが注意点です。どうしても、アキレス腱から、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)のストレッチングが強くなってしまいますから。なるべくならアキレス腱が突っ張らないけど足首の中のほうが伸びている感覚がある程度で良いと思います。

でも、痛みが出てきたら、それは体の限界ですから、我慢せず頼っていただければ幸いです。私も全力で施術します。まずはお電話下さい。コロナウィルス感染予防もありますから、完全予約制で行なっています。

トップへ戻る