お尻から足にかけて突っ張る痛み

外出自粛で頑張っていると思います。

つまり、家の中での腰掛け姿勢や、床に座るという姿勢で過ごす時間が多くなります。そんな時に起こる、一過性の坐骨神経痛があります。

この初期段階でなんらかの処置をしましょう、そうしなければ本当に慢性の坐骨神経痛に変化していってしまい、常に辛い時間を過ごすようになってしまいますよ。

一過性の状態であれば、凄く早く痛みは感じなくなると思います。

ただし、一度の施術で完治とはならないでしょう。

なぜなら、腰やお尻、腿(もも)の筋肉に疲労がたまっているからです。

この疲労がとりきれないと、神経が一生懸命に筋肉に「動け!」と指示を出しても、

その指示を受け止められないのです。

足が突っ張るという痛みは、この疲労がたまっているために筋肉に常に力みが入っていることから起こります。神経からの指示を受け止められる筋肉量が減っているため、より反応しようと働きかけている結果、例えば腿の後ろの筋肉は股関節を伸ばそうとしよう働きます。股関節伸ばそうとしたまま曲げるわけですから、腿の後ろに突っ張る、引っ張られるような痛みを出すのです。

この常に力みの入った筋肉の数が増えると、筋肉同士の「密」が強まりその筋肉を包んでいる筋膜の水分量に低下という変化が起きて、滑りが悪くなってしまい、さらに、働きづらくなった筋肉が、より効率よく動かせるように、筋肉の付着部(筋肉は関節をまたいで骨につくものがほとんどです)同士の距離を近づけるようにするため、関節がずれる、ということになるのです。これが繰り返されて、複雑に関節にゆがみもつくってなかなか痛みが改善できない慢性の痛みに変化してしまいます。

それでも、しっかりとゆがみを筋肉と関節の調整することで痛みは落ち着くと考え施術しています。

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