頭痛といっても、いろいろな感じ方があります。
頭痛は、「ガン」や「脳出血」などの病気によって起こるものと、そうではないものがあると、私は考えています。
病気の場合、お医者さんでレントゲン、CT、MRI、血液検査などしていただいて診断され、病気の根本を手術やお薬で治療してもらうことで、頭の痛みは感じなくなります。
一方の、病気ではない場合の頭痛は、筋肉と関節の調整をすることで痛みを感じることがなくなると考えています。なぜなら、筋肉の機能するバランスが崩れてしまった時、とくに首まわりの筋肉が固くなってしまうと、血流が悪くなる影響からカラダにとって危険な状態になったことで痛み出す、と考えるからです。
例えば、専門の頭痛外来ではない医療機関で偏頭痛と説明を受け、鎮痛薬をのんでいる多くの人は、問診時に詳しくお話を聞くと「昔から肩こりがあり、肩こりに慣れてしまっている」と言われます。それから、「冷え性」という人もたくさんいらっしゃいます。つまり、筋肉の働きが劣ってしまい、血液循環に問題がおきているということだと考えられます。
この筋肉の劣化を(筋肉の代謝を高めることで)抑えて、新たな脈管系の形成を促して血液循環の偏りを整えることで、肩こりを軽くして、それに伴って頭の痛みもなくそう、と考えています。
頭痛の中でも、緊張性頭痛というものがありますが、脳出血や梗塞があって痛みを出しているのではなく、体温が低くなっていることから起きている症状を、そう呼ぶのだそうです。つまり、病気というものよりも、体の熱源である、筋肉の働きが低下してしまっているがために、平常時体温を上昇させることができないということなのです。
このことからもわかるように、筋肉の代謝を高めることは頭痛の施術に結びつくわけです。ただ、頭痛のあるときに強い刺激は逆効果なので、優しく包み込むように頭蓋の調整をして、首や肩の筋肉の調整を行います。
顔や頭部の地肌に近い部分の顔面神経や三叉神経、大後頭神経痛などの過緊張により発する痛みも、表情筋や咀嚼筋を整えることで一緒に癒やされることもあります。
相乗効果で思わぬことで喜ばれることもあります。悩まれているならばお電話下さい。
新型コロナウィルスの感染拡大により、外出自粛しなければならない時ですが、ひのくま整骨院では十分な消毒と、マスク着用で出来る限りの予防を行っています。
もちろん、予約制ですので、間隔をとって他の患者様とバッティングしないように心がけています。