マッサージ系、アジャスト系、電機系(私の知っている限り、アキュスコープ、マイオパルス以外の電療機)と決定的に違う目的で施術しています。
ほとんどの療養は能動的です、そして神経伝達を一方向から促そうという方法になっているように考えられます。
私たちは知的生物ですから、、何かをやりたいと思いついて動き出すということは当たり前のようにやっています。しかし、その前に考えとは別に、目で見て、耳で聞いて、口に入れて、匂いを嗅いで、触って、それに対する行動を起こすことをします。
つまり刺激を受けて、行動する時に痛いと感じてしまうから医療機関に診療に行ったり、自宅で安静にしたりするわけです。
例えば膝に水がたまったとします、整形外科に行くと抜いてもらうことが多いようです。鎮痛薬と湿布などが処方されます。接骨院、整骨院、整体院、鍼灸院などにかかると、電器を充てたり、マッサージをしたりします。施術所によっては、関節固定を包帯で行いその時に水がたまっているところを圧迫したりします。でも、これってなぜ水が溜まったのかではなく、たまったものがあるからどう対処するという処置、施術をしているわけです。
神経筋整復は、一人一人の行動が見れるわけではないのでどのように生活をしていて水が溜まったということの原因の確定は出来ませんけど、今の現状の脚に歩く為、座っているところから立ち上がるために必要とする運動刺激をかけて、その時に発生する全身の反応を整える事から、過剰分泌する水の発生を抑えて、筋代謝が上がり血液の循環も促進される施術方法となっています。つまり、感覚神経刺激を受けた「脊髄及び脳」が運動神経に伝達させ筋肉を動かすというフィードバックを整える手技となっています。
もともと、ポリオという神経麻痺の病気を治すために研究開発された「PNF(固有受容性神経筋促通療法)」が基礎にある施術方法です。だから、他とは違う施術と言えます。
