肉体疲労

常に疲労は起こります。

疲労することがいけないことではありません、疲労を残さないようにすることが重要となります。

正常な体で、その体のキャパシティ範囲内の疲労度合いであれば問題はありません。でも、いつも以上に走ったり、階段の昇り降りをしたり、色々と状況の変化がありますよね、その疲れを十分な睡眠と十分な柔軟運動をできることが、疲労から身体の傷害を起こさないための必須だと考えています。

この疲労から蓄積された事により起きた傷害も、初期の段階に十分な休養と、睡眠で治ると考えられます。しかし、十分な休養が取れず、蓄積させてしまうために、コリの状態を通り越して、筋肉の構成を壊してしまい、次第に関節の面を歪ませてきてしまいます。筋肉の構成が崩れてしまったものは寝ても回復ができないようです。つまり、特別な手技をしなければならないわけです。

構成が崩れた筋肉が存在したままでいると、関節面を歪ますだけでなく、軟部組織損傷も起こりやすくなります。肉離れは、その状態となった筋肉の周りの筋肉がオーバーワークしてしまい、コリのある状態で急激な収縮が起こって「ブチブチ」と裂けるわけです。

疲労を悪くいうわけではありません、筋トレをすることで筋肉に傷がつき修復するときに成長ホルモンが活性されるとも言われています。ただ、正常な筋肉で筋トレをしなければ傷害が起きるリスクは高いです。だから、今からジムに通い始めようかと考えている方は、まず、身体のメンテナンスをしてからのほうが私は良いと思っています。

疲労はメリハリのある生活にも役立っていると私は考えてもいます。でも、運動をした疲労にそう感じますが、デスクワークなどの動かない姿勢維持のための疲労は、メリハリにはなりません。この場合は極力ストレッチング、散歩などして体を動かすようにして十分な睡眠を取るようにしてください。

もう長いこと疲れが取れないと感じてらっしゃる方は、まだ痛みを伴った傷害になっていなくても調整をしなければならないと思います。爽快な目覚めを子供の頃のようにしたければ。

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