冬の腰痛を考える!

メリークリスマス!

こんばんは、今日が25日ですから、

もう残すところ5日とわずかで、

2018年が終わってしまいます。

ここのところ、腰痛患者さんが増えていますね。

モーメントアーム性、分離・すべり症、起立筋群の筋膜性腰痛症、

などなど、慢性、急性に限らずとてもつらい思いをするのは同じです。

ただ、冬に出る腰痛症は意外と夏場や前年からの疲労が積み重なり起きているものが多く、

少々手間取ります。

手間取るわけは、複雑に症状が折り重なっているのです。

一つ一つ症状をひも解いていくのに、

一日でというわけにはなかなか体が許しません。

治っていく過程でとても体力というものが使われるからです。

まして、この季節には切り離せない内科疾患があります。

それは風邪と呼ばれるウィルス性細菌性の感染症です。

咳やくしゃみが連発するようになると、

体全身を使うのでそれはもう腰を傷める原因の一つにつながるんです。

熱が出ると、疲労困憊であれば、その部位の痛みを起こしてしまうことも少なからずあります。

ウィルス性の胃腸炎だったりも結構腰の痛みを誘発することがあります。

ですから、何が言いたいかというと、

痛みや違和感を感じたらすぐにお越しくださいということ。

熱によるものであれば内科に行ってもらいますし、

そうでない場合は早ければ早いほどかばった使い方をしていないので、

症状の積み重ねが少なく、

期間を短くすることができます。

今朝も、リピートしてきてくれた患者さんがいたのですが、

病院でレントゲン検査を何度かしてもらって、

すべり症が進行しているといわれたそうです。

5年間苦しんでいたんなら早く来なさい、と言いたかったんですが。

もちろんそんな症状なのだから、

1度で解決できません。

残念がられても身体と相談しながらなので、

そんなにたくさん刺激も入れられないんで泣く泣く帰られましたけど。

年末でとても忙しいと思うので、

次回の予約はできなかったんですけど、

痛みが強くなったらいつでも対応するからお電話くださいね、

と、お伝えしました。

つらい正月を迎えたくなければ、

早めに時間をつくって続けて来院してくださいね。

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