おはようございます。
いや~~、一昨日のセミナーはとっても良い収穫になりました。
技の習得というわけではないんです、あくまでスキルを上げるセミナーを、
わが師のもとに同業の先生方が、10人弱集まって行っているものなんです。
全国に神経筋整復術を習得されて、それを続けておられる先生方はいらっしゃいますが、
各地方に於いて皆さんスキルアップセミナーをされているそうです。
私たちは、関東の先生方が集まって勉強しています。
改めて感じたことは、原因を追究していくと傷病名なんか関係が無くなる、
つまり、椎間板ヘルニア、腰椎分離、すべり症、筋筋膜性腰痛症、
変形性膝関節症、変形性股関節症、足底筋膜炎、などなどいろんなものがありますが。
結果から導き出された傷病名に対する処置がみな一緒ということではないと思うのです。
一昨日も腰部脊柱管狭窄症の施術を中心に手技を入れて、と頼まれました。
しかし、脊柱管狭窄症を起こしている原因を探っていくより、
現在の立ち姿勢、歩き姿勢を正しい状態に持っていくと、
狭窄症と思われるところの周囲の筋肉の緊張が解けて、
神経根の牽引を緩め痺れが引いていきます。
セットで教わった手法を通してみましたが、
あまり良い結果につながっていなかったようです、軽くなったけど、
とおっしゃっていました。
そこで歩いてもらって、
別の手法を補足したところ、骨盤周りの筋肉が動き出し、
左右に同じような揺れが無くなり、
安定した足の運びも確保でき痺れも軽減しました。
いま、私はゴルフを始めたんですが、
いつもゴルフの大好きな同業の先生方からアドバイスを受けたりします、
YouTubeなんかでも、時々ゴルフの指導をするものを見たりします。
でも結局ボールに当たるインパクトがこうで、
そのアドレスの形に持ってくるスイングはこうだ、
と色々説明されます。
実践するとやっぱりできない。
その中でも、桑田泉さんの理論がやはり一番納得できるものだったのでそれを中心に考えているんですが、結果を追い求めても、その形にたどり着くことは難しい。
頭で動かしているつもりが、できないのがほぼ必然のようなのですからね。
つまり、結果よりも、もっと前を考えなければならないを云うことになります。
施術も同じで、今ある痛みは、
されをさかのぼってこれを調整していく、
すると、それ発症する前の症状が、
自ずと顔を出す、
だから痛みや症状に変化がないと思われてしまう結果になるんです。
傷病名を知ったところで皆同じような生活をしてきているわけではない、
だからこそ傷病名に頼らない施術こそが真の療養なんだと気づくことができました。
私が行う神経筋整復法は、必ず末端の足、あるいは肩から必ず整えます。
これは生きるうえで人がとらざるを得ない姿勢だからで、
肩の場合はもちろん立ち姿勢になった時には肩から腕手がつながっているので、
地面に最も近い位置で考えると肩関節になるので、
そこから腕と手を正しく動かせる関節位置に整えていくわけです。