骨盤の傾斜によって大まかに分類される姿勢
【 反り腰 】 【 深腰 】
その中でも反り腰についての考察。
反り腰は比較的女性に多い体型となり、腰痛もそのような姿勢から起こりやすくなっているようです。ではなぜそのような姿勢になるのでしょうか?以前から私が考えていた原因は、女性が腰かける時、よく腰の後ろにカバンなどを置くからだと考えていました。それゆえ、そのような、カバンを腰の後ろに置かないで椅子に深く腰掛けましょう、とアドバイスをしていました。しかし、それが原因だったら長時間そのような姿勢を何日も繰り返していなければなりません。ならば原因は違うのではないのか?と考えるようになりました。
男性に比べ女性の骨盤が開いていることが原因、というわけでもなさそうです。
ならなんで?どうして?と考えていたんですが、肩コリに由来するようだと気づきました。つまり私も反り腰なのですが、歩く姿をウィンドー越しに見てしまったら、なんと無様なんだと思った瞬間、胸が前に出すぎないように自然とお尻を引いた姿勢になっているんだと。そのままの形でいると顔は下を向いてしまうわけですが、前を見て行動するものだから、胸(肋骨)立てようとしてしまい腰の前彎角度が強調されてしまうということに気が付きました。つまり、男性と女性では体の構造が異なり胸の前に重りがあるかないかということでもその差がついて、男性比べて女性の反り腰が多くなるのです。また、その女性の方が多い症例として、胸郭出口症候群がありますが、やはり胸部前方の重りに関係してしまうんです。
グラビアの女の子の写真を見ると必ず巨乳の女の子は、反り腰です。つまり胸郭全体で胸を後方に引っ張ってしまい、さらにお尻を後ろに突き出す姿勢をとってバランスをとっているのだと。