私が学んできた療術法（整体）の中に重力バランス軸を考えるというものがあります。私たちの生きているこの地球には、「重力」という力がありますね。この重力を幾つかに限定した姿勢で特に受ける骨を抜粋して、その骨の動きを調整するという方法です。
毎日いろいろ考えながら施術しているんです、ただ施術を一本化しているので今は「神経筋整復法」のみなんです。ふと、症状への対処方法考えていたら、この重力バランスを思い出したのです。「立位」「座位」「四つん這い位」「膝たち姿位」「仰向け位」「うつ伏せ位」「咬合位」の7通りです。何がどうなのか？よくわからない人もいると思いますが、地面に接している骨と考えてまらえると良いでしょう、ただし、咬合位だけは当てはまりませんけど。
たとえば、椅子から立ち上がる時、普通前に一度かがんで立ち上がるのですが、その時過重を一番受けているのは足首ですよね、全体重が乗ります。床に座っていて立ち上がる最初の荷重が最もかかるのはヒザだと思います。私が動いてみての実感なんです。ただ最終的にはやっぱり足首なのですが、その辺は詳しく聞いたり、実際にやってみてもらったりしないとわからないんです。これを口頭で質問せずに読み解く方法が「読脳」というものなんですが、最近はやってません。腰が痛いという人に、この質問をしていったときにもしかしたら、椅子から立ち上がる時は大丈夫なのに、床から立ち上がろうとする時に痛みを強く感じるといった場合、まずは膝と股関節と腰と背中を整合するように施術を選択できます。床から立ち上がる時縦膝になって足首に荷重をかけたときが特に痛い、椅子から立ち上がる時も同様に痛いとなれば、足首と膝と股関節と腰を整合するようにしなければなりません。最終段階の整合は足首は必ず含めなければならないと、私は信じて施術をしています。普通の人が生きている限り足は常に働くものですからね。
この度は対処方法は自分ではできません、試してみたい方はお電話くださいね。
予防方法もこれに関してはありませんが、常に足首を広範囲に動けるように緩めておくと良いということは言うまでもありません。
