足の裏を気にしましょう!ということです。
足の「爪先」だったり、「踵」だったり、を気にしなければならないと言われる世の中ですが、真ん中を気にしなければならないと思うんです。
4スタンス理論で前荷重、後ろ荷重という分類もあるんですけど、どちらにしろ真ん中が重要です。
つまりなぜ真ん中を気にしなければならないかとうるさく言うのは、もっともニュートラルな位置に身体を置くことで安定するということなのです。
ある先生が踵荷重にしたのと、前荷重にしたのと後ろから押したり前から引いたりして、安定感の確認をされた説明を見たことがあります。
この場合、後ろ、つまり、背中側で力を受け止めようとしているので踵荷重が安定させていたのです。
ニュートラル、これはフラットなポジショニングなので、後ろから押されても前から押されても、後ろから引っ張られても前から引っ張られても、常に今必要な力点を導き出すことができるというわけです。
動物は、指先を傷めるだけで踵に荷重を移します。
この自己防衛は、弱い器官を防御する姿勢なわけです。受けの姿勢でもあるのです。向かう場合、受ける場合ともにあるわけですから、ケガや痛めるまでは、いや痛めてからでもできるだけニュートラルでいるために土踏まずに体重が乗るように心がけましょう。