昨日きた患者さん、
いつもきていただいているんですけど、
指が痛いということで、まず整形外科に診察にいかれたんだそううです。
診断結果がへバーデン結節。
そして処方されたお薬がロキソニンの塗り薬なんだとか。
今は飲み薬だけでなく塗り薬でロキソニンがあるんだと、
私はそっちに驚きました。
さらによくマッサージしてくださいと言われたんだとか。
そして来院してくれて、
私が診て見てびっくり、
発赤がないじゃありませんか。
腫れも無い。
レントゲン検査されたんですか?ってきいてみたら、
やってないというんです。
それぐらい言い切るって、必要なんですね。
その先生に感心しますし、勉強させてもらおうと思っています。
( ^∀^)
一応、代謝性の障害ってことで、文献には書いてます。
でも代謝障害によるだけで無いものも、
今じゃへバーデン結節なんていうんですね。
一応変形すると習ってきたんですけど。
文献上は女性が多いんだそうです。
閉経後の女性、
ホルモン変化による代償のようですね。
石灰沈着と考えると、五十肩と原理は同じでしょう。
五十肩も閉経後の女性のホルモン変化とともに安定すると痛みは消えるそうです。
へバーデン結節も、閉経後のホルモンが安定すると同時に痛みは消えるそうです。ただ変形は消えないんですよ、だから、結構指の第一関節の曲がったままの奥様がいらっしゃいますよね。
日常生活ではさほど不便はないんだそうなんですけどね。
早いうちなら伸ばすこともできるんですよ、
カルシウムの付着と関節の動きにはそこまで密接した関係はないようなので。
関節にゆとりを戻して、
筋肉を緩ませればある程度伸びます。
マッサージするよりも私が指導するならば断然ストレッチング。
これに限ります。
もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、
まず関節を伸ばして見てください。