ある患者さんのお話です。長く通院されている方なのですが、最近、指の痛みを訴えて整形外科を受診されたそうです。診断結果は「へバーデン結節」。
処方されたのは、ロキソニンの塗り薬。ロキソニンといえば飲み薬のイメージが強かったので、塗り薬があることに驚きました。そして、医師から「よくマッサージしてください」と指導されたとのこと。
その後、当院へ来院され、私が診察したところ、驚いたことに発赤も腫れも見当たりませんでした。
「レントゲン検査は受けましたか?」と尋ねると、「いいえ、やっていません」とのこと。
それでも診断が下されたということに、医師の経験と判断力の重要性を改めて感じました。とても勉強になります。
へバーデン結節とは?
へバーデン結節とは、指の第一関節(DIP関節)が変形し、痛みやこわばりを伴う症状のことです。文献上では「代謝性の障害」とされていますが、実際には代謝の問題だけでなく、さまざまな要因が関与しているようです。
この症状は特に女性に多く、閉経後のホルモンバランスの変化が関与していると考えられています。ホルモンの変動により、関節の組織が影響を受けることで、炎症や変形が起こるとされています。
実は、五十肩も同じようにホルモン変化が影響し、閉経後に痛みが安定することが多いのです。へバーデン結節も、ホルモンバランスが安定すると痛みが和らぐ傾向があります。ただし、変形自体は元には戻りません。
日常生活には大きな支障がない場合が多いものの、指の第一関節が曲がったまま固まってしまうことがあります。
へバーデン結節のケア方法
早期対応が重要!
へバーデン結節は、進行すると関節の変形が進み、完全に元に戻すことは難しくなります。しかし、早いうちに適切なケアを行えば、痛みの軽減や関節の可動域を保つことが可能です。
ストレッチングが効果的
一般的に「マッサージをしましょう」と指導されることが多いのですが、私がおすすめするのは ストレッチング です。
関節の柔軟性を維持するために、以下のストレッチを試してみてください。
1. 指のストレッチ
- 片手で痛みのある指を支え、ゆっくりと第一関節を含む指の関節全体を伸ばします。
- 10秒ほどキープし、無理のない範囲で行いましょう。
2. 手のひら全体のストレッチ
- 指を広げて手のひらを開くように伸ばします。
- グーはあまりお勧めしません。パーの動きを繰り返し、「パーそして脱力」をすることをお勧めします。
3. 温めながら動かす
- ぬるめのお湯につけながら、指をゆっくり動かすことで柔軟性を高めることができます。
ひのくま整骨院でのアプローチ
当院では、へバーデン結節の症状に対して、以下のような施術を行っています。
✅ 関節の柔軟性を高める施術 ✅ 筋肉の緊張を和らげる手技 ✅ 正しいストレッチの指導 ✅ 日常生活でのケア方法のアドバイス
「指の痛みが気になる」「変形を少しでも抑えたい」
そんな方は、ぜひ一度ひのくま整骨院にご相談ください。
早めのケアが大切です!
あなたの指の健康を、全力でサポートします。