今日はどうしましたか?
と聞く。
首が朝起きたら回らないんです、
何にもしていないのに。
:(;゙゚’ω゚’):
特に左を向くと痛い。
寝違いをしてしまったみたいです。
ちょっと右に首を振り向いてみましょうか?
では今度は左です。
左の方が向きが悪いですね。
という場合と、
左の方が向けています。
という2パターンがあります。
違いはなんでしょう?
そもそも寝違えてしまうほど、
寝ている中でする寝返り動作、
そんなに強くスピーディに行わないですよね。
皆さんの中で寝違いをどのような原因で、
どのような傷を負うのだと、
イメージはどうなんだろう?と考えたことはありますか?
むち打ち、これは鞭のような勢いのある強い反動で、
筋肉を傷つけるというイメージがあるかもしれません。
実はコリがどれだけ強くあるかによって、
どちらの症状も重くなります。
さらに左を向くと痛いという症状の2通りの違いは、
左が向きづらい症状は、
首の表層の筋肉のコリ緊張が強く、
頸部伸展角度がついてしまって回旋運動する割合が強いためです。
また逆の場合は、深筋群の小さな筋肉の連携が取れなくなる、
これもそれらの筋肉が凝っているためです。
この深筋群のコリが溜まりに溜めすぎると、
頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群、などの手術という治療を進められてしまう症状に移行しやすいので、要注意です。
今のところ寝違いは怪我とみなされているようですので、
コリの部分と怪我の部分が併設している症例という理解の上、
保険業務されているところが多いようです。
当院では、
保険業務外の施術と保険業務内の傷病を手当てを行い、
寝違いを施術しています。
中には、保険ですると第3機関からの原因調査書類を書くのが大変だから、
特殊専門療法をお願いしますと、
おっしゃってくださる方もいます。
判断が難しいものはそうしてもらえると、
私もありがたいんです。
法を犯して施術を行いたくないですからね。