おはようございます
腰が痛いと訴えている人の施術を、
腰を触らずに、
なぜ施術しなければならないのか?
少し疑問に思う方もいらっしゃると思いましたので、
その疑問にお答えをしようと思います。
まず、足はあらゆる行動をするにしても、基礎、土台となっているからです。
どんな建物でも土台が不安定だと崩れ落ちてしまいますよね。
第2に、骨盤とモモの関係性と、
足首と膝と股関節の関係性が整っていないから、
痛みを出すんです。
はじめ、初期段階では、急性の怪我でない限り、
ある一定の動きそれもわずかな角度から痛みだし、
時の経過を追うごとに新たな動きで痛みが出たり、今までの角度よりも浅い角度で痛くなったりと、症状が進行します。
例えば寝返りの時、ひねり始めは痛くないけど、
45度くらい倒し出すと痛い、でも、最後の方は痛みがなくなる。
ということ、経験されたことがある人いると思います。
第3に、大きな動きをする、股関節、複数の椎間関節の連動で大きな動きをする腰や首、
それらをスムースに動かす筋肉は、とても小さな筋肉です。
そして、深部にあります。
単独で機能できる筋肉ではありません。
つまり複数の筋肉群が連絡し、
そのような指令を脳や脊髄から受けて始めて動けます。
その連絡は末端の足先にまで及びます。
さらに動物は触覚と呼ばれる感覚器があり、その情報を脳や脊髄に送る感覚神経があり、
それは全身に張り巡らされている訳で、
前かがみになった時に痛い、反った時に痛いと感じる動きの中には必ず、
「あし」が地面についています。
すなわち足からの刺激、修正をかけなければ本当の根本を解決できる事にはならないのだと考えているから、腰の施術でも場合によっては首の施術でも、足から、
神経筋整復法を行うんです。
わかっていただけましたかね?