先ほど原因不明の膝の痛みを訴える患者さんが、
保険で施術ができると思って来院されたんですけど、
保険での施術はできませんよ、
ということで、帰ってしまいました。
特に今年の今月、6月1日から、とても厳しくなったので、
私も心を鬼にして、保険の適用にならないもの関してはわかってもらうために説明するんですが、やはり納得できませんよね。
今まで、私は開業した頃からやってはいませんでしたが、
整骨院、接骨院ではなんでも保険で治療ができる、
という記憶をうえつけてしまっているんですからしょうがありません。
さてその患者さん、話を聞くと整形外科でレントゲンで三週間ぐらい前に撮影してもらって、
診断していただいたそうなんですが、
軟骨のすり減りが少しあるけど問題はないということ、だったそうなんです。
で、注射をしましょう、と提案されたそうなんですが、怖くてやめたんだそうです。
膝をどうすると痛いのか、質問すると、膝を最大屈曲した状態で股関節を外転して膝の内側に痛みが出るのと、
洗濯物をたたむ時に正座をするそうなんですが、
普段正座をしても痛くないのに、この時は10分程度で立ち上がろうとする時に膝が痛いんだそうです。
それと右膝が痛いといっているんですが、
右膝を下にして横向きに寝ていて上半身を起こす時に膝の内側が痛いというのです。
つまり、膝が悪いとい訳ではないのです。
また、3ヶ月前に仕事場を変えて、現在のお仕事は前かがみにはならないけど、
3ヶ月前までは前かがみのお仕事が多かったと。
痛みが出たのは半年前だとおっしゃるのに、
今の仕事の話しかなさらないで、なんだか本当のことをおっしゃってくれていなさそうなんですが、痛いところのどうすると痛いというのは隠しようのない事実なのでしょうから、
それを信じることで傷みを出している根本は想像は着くんですよね。
痛みを軽くしてあげたかったのですが、
無理に施術を始めるわけにもいかず、
まず実費にしなければならない事実をお話しして納得されてから、
施術する方針に何年か前から変えましたので、、、、。
腰から膝、足首の調整を必要とする、内閉鎖神経の緊張、
つまり慢性腰痛の放散痛なんですけどね。
直接触診まではする前に帰還されたのでしょうがありません。
坐骨神経痛で悩まれなければ良いんですけど。