有酸素運動

お散歩で汗を流すには最適な季節になりましたね。
息を挙げない(呼吸数を上げない)で、
汗をかく、これが本当はダイエットに必要な運動なんです。
ダイエットに必要というのは少し誤解が出そうですので、
言い換えて、痩せるために必要な運動です。

車や乗り物で言えば、
燃費の悪いクルマ、燃費の悪い乗り物が、
人の体であれば良い、
健康のためには優れた状態なんですね。
(●^o^●)
燃費の良いとされるものは、
人間では代謝が良いとされるものですから、
少しのエネルギーで活動ができる、
わけですよね。
つまり、食べた分だけ運動するとなると、
すっご〜く、たくさん運動しないとエネルギーが余ってしまうわけです。
余ってしまったエネルギーは、
乗り物だったら、
形を変えて蓄えることをする必要がなく、
そのままの形で保存されますが、
動物は、それを、脂肪に変化させて、
お腹周りだったり、
そのお腹の中身、
つまり内臓、ハラワタ(腸)の周りに貯蔵します。そこもいっぱいになると全身に溜まりだします。

燃費が悪いと、
食べた分だけ運動エネルギーを使ってしまうので、
貯めこむことができません。
つまり、そこでお腹などに蓄積している脂肪があれば、
それを最終的に分解をしてエネルギーに変えて、
消費してくれるのです。

また、息が上がってしまうような運動をすると、
エネルギーを短期的に使いすぎてしまうという現象から、
予備にエネルギーをを蓄えなければならないと、
判断して、激しい運動をすることで、
食事から、消化してエネルギーを消費する分と、
脂肪として蓄えて置かなければならないと、
飢餓を回避する機能が働き出すので、
逆に中途半端だと太ってしまうことになりかねないというわけなんですね。
長距離を走られる方、
アスリートでも同じような動きを長いことする方たちは、
蓄積するエネルギーも消費してしまうので太れません。
ただ、格闘技などの場合、
脂肪がついてしまうわけです。
ボディビルダーの体はまた少し違います。
食事の時やトレーニング後、
プロテイン製品を摂取して、効率よく筋肉を育て上げています。
そして、食事におけるカロリー制限などをかけて、
見せる筋肉を作るわけですから、
普通の食事からのトレーニングで、日常生活を送って脂肪になるためのエネルギーを消費しきっているという、原理からは少し離れてしまってます。

それから、ボディビルダーの人は冬、寒い。と聞きますが、
アスリートの方々が、
体脂肪がないから寒い、とはあまり聞かないのもこの違いが原因です。

でも、筋肉が活動しているということで基礎代謝が上がるわけですから、
息を上がらないようにして運動をしやすい、
この季節に散歩をすることは本当に効率が良いんですよ。
これが本当の有酸素運動何ですからね。

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