棚障害に悩むアスリートの方に。

ありがたいことに、
中学生の頃から来てくれていた男の子が、
警察官の卵になって、
私を頼ってきてくれました。

本当に、嬉しかった。

立派になった姿を見せてくれましたからね。

さて、今日は彼は棚障害という膝の痛みで来てくれました。
私はあくまでも柔道整復師ですから、
診断はできないので、
傷病名は断定せずにまず検査をしました。
動きの検査です。
特に棚障害だからとか、
何だからという検査ではなく、
まず、膝の上げ下ろしでどう変化するか、
押してみて痛いか?
押した感じがどの位硬いか?
などを感じてもらってから、
トントン検査。これも治療の一つなのでこれだけで軽くなってしまうんです。
それを実感してもらって、
大腿部の後面から骨盤の動きの硬さの検査の後に、
歩いてもらって、
入室した時の感じと比べてもらい本来ならこれで終わりでよかったんですけど、
県外から、来てくれているのと、
まだ警察学校へ通っていてもう休みもないとのことで、
追い込みの神経筋整復療法を施して、
しゃがんでもらったりしても痛みがなくなったとのことで終了しました。

棚障害は、
2足歩行する私達人間にしか発症しない、
特別な傷病なんです。
進化の過程で残った、
滑膜ひだという軟部組織の機能障害です。

陸上競技、バレーボール、バスケットボール、野球、サッカー、
スポーツ全般に起こる可能性がありますので、
日頃からももの筋肉を緩めるように努力してほしいことと、
やっぱり、足首も柔らかく保つように工夫してストレッチングしてみてください。
予防にまさる治療なし。

本当に今日は、嬉しかったです。
*:.。.(*๓´╰╯`๓*).。.:*

トップへ戻る