声楽から見る姿勢

コーラスをされている方々、

声がとても通る、

と感じる姿勢はやっぱり、凛とした姿勢をとっている人ですよね。

最近姿勢がとても悪くなった、と感じている、

院長の日隈。

最近気になりだしていることが、

のど

の周りがふっくらしてきてしまったこと。

つまりこれは頭が前、頚部(くび)が前に傾いている姿勢が多いですよ、という証。

声楽隊の方や、

歌手の人、

結構首の前面に横しわが目立ちませんか?

これはない方が若々しく見えますが、

顎を引いている姿勢がとれている証でもあると思うんです。

引きすぎている感は否めないんですけど、

前に出てきて、気道を狭めて、

軟口蓋を下げて口腔内を狭くするより、

私はベストなんだと思います。

しかし、

首のサイドの筋肉は疲れているのでこれは緩めてあげた方がもっと声に張りというか勢いが出るように思います。

顎が前に出ている人は前も後も横も全周囲にわたって、

筋肉の緊張が働いている状態だと思います。

つまり声が響きづらい状態だし、

空気の通りも最大量が少なくなってくるんだと思います。

またそのような状態の喉だと、

舌骨の動きも悪くなってしまい、

滑舌も悪くなります。

もともと悪い人はしょうがないにしても、

上手く口が回らなくなったと感じる人は、

まず姿勢を正してみることをお勧めしますよ。

そして姿勢が良くなると自然と、

腹周りの筋肉の働きもよくなってくるのに加え、

頚部の筋肉が緩む影響から、

横隔神経の伝達が良くなり、

腹式呼吸で大切な横隔膜が機能しやすくなります。

毎日1分でいいので姿見で姿勢の確認を心がけてみてはいかがでしょうか?

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