【70歳女性の腰痛症例】

長年の腰痛に悩む女性が、ひのくま整骨院で改善へ向かった症例

患者情報

  • 年齢:70歳
  • 性別:女性
  • 腰痛の既往歴
    • 15年前、10年前、9年前に当院で施術を受ける
    • 今回の来院前から約5年にわたり、さまざまな医療機関を受診
    • 整形外科では「骨に異常なし」「年齢の影響」と診断され、湿布薬を処方される
    • 痛みの変化がないので、以前来院し症状の改善がみられた当院への受診を決心

主な症状

  • 痛みが現れる動作
    • 起床時
    • 寝返り時
    • 自動車の乗降時
    • 起座動作時(座ったり立ったりする動作のこと)
    • 前かがみの姿勢
    • 台所での炊事作業時
    • 歩行時
  • 痛みの部位
    • 腸骨稜から臀部、大腿外側~前面にかけて常にしびれと痛みがある

施術方針と症状からの判断

問診・検査

  • 腰椎分離症の可能性を考え、簡易検査を実施
  • 伏臥位での反応、側屈系の結果をもとに施術方針を確定
  • 過去にレントゲンで異常なしとされていたため、完全な骨折を伴う分離症ではないと判断

施術の流れ

  1. 1~3回目の施術
    • 第4・第5腰椎の周囲にある深層脊柱起立筋群を調整
    • 施術を進めながら様子を見つつ施術種目を追加

2. 4回目の施術時(自覚症状5割減少)

  • 台所のシンクでの作業時が最も辛いとの訴えあり
  • 深層部の症状が表面化してきたと判断し、再検査
  • モーメント性の腰痛症が強いため、上肢中心の施術へ移行
  • 施術間隔:1~4回目は1日おき、5~6回目は週2回(2日置き)
  1. 7回目の施術
    • 主訴が仙腸関節部の痛みに絞られてきた
    • 寝返り時のうつ伏せからの左捻転&腰部後屈の初動時に痛みが増す
    • 帝王切開の切開跡、卵巣嚢腫の癒着による影響を考慮
    • 腹圧変化により仙腸関節の可動域が減少していると判断
    • 仙骨アジャストを実施
  2. 施術後の状態
    • 左右の位置、背骨の軸に対して両下肢並行、坐骨結節・大転子、膝関節、足関節の位置目視において背骨からの軸に対し垂直軸上にあることを確認
    • 仙骨左上部と右下部の前方押圧抵抗を確認
    • 施術後にわずかに症状残存
    • 潜在意識下の重心軸調整を行い、症状が消失
    • 2回の経過観察を行い、再発がなければ施術完了予定

症状の変化表

施術回数 主な施術内容 症状の変化
1~3回目 深層脊柱起立筋の調整 まだ大きな変化なし
4~6回目 上肢中心の施術 炊事作業時の痛みが明確化
7回目 仙腸関節の可動域低下を考慮した施術、仙骨アジャスト、潜在意識下の重力バランス軸調整 仙腸関節部の痛みに絞られる
8~9回目 経過観察 症状の再発なしであれば施術終了

まとめ

腰痛に悩む女性は多く、特に出産経験がある方は、帝王切開の影響や腹圧の変化による痛みが後年になって現れることもあります。 今回のケースでは、長年の腰痛が「骨に異常なし」と診断されながらも、筋肉や関節の影響が大きく関与していました。

ひのくま整骨院では、単なる痛みの改善だけでなく、身体の根本的なバランス調整を重視しています。「湿布や痛み止めではなかなか変わらない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。


ひのくま整骨院では 予約制 で施術を行っています。待ち時間なく施術を受けられるので、忙しい方にも安心です。

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