起き上がる動作が痛い、常に不安がある、腰の状態

腰が痛くなる要素は、いろいろあります。ただ、これからは、年末の整理整頓などの大掃除に関係する原因から起こる「腰の不安や腰痛」に悩んでいるひとに、メッセージです。

腰痛の不安、この予防策の代表はセルフケアでする、ストレッチングです。腰の前屈動作から始まり、左右の側屈、左右の回旋に加え、股(股関節)の前後開脚、左右開脚、うつぶせて足首をもって膝の完全屈曲を行えると良いと思います。さらに付け加えるとすると、首の左右の回旋、左右の側屈、バンザイ、肩甲骨回しをすると良いでしょう。ただ、多すぎて続けられない場合は、まず膝の抱え込みから、体幹の捻転、開脚での腰部前屈を、押さえておけば最低範囲の予防になると考えています。

整理整頓の大掃除では、重いものを持ち上げるという動作が増えます。これが腰に直接負担が来るものもあれば、下半身に負担が来る人もいるほか、上半身の腕や首に負担が入り、間接的に腰痛を起こす場合があり、判断に慎重性が必要とされます。

腕や足からの場合、いや、一般的な腰痛症の場合、レントゲンやCT、MRIによる検査を行っても、影像に原因が現れるものではないと思っています。

そこで検査は、痛みの変化、体の軽さ感の変化を、患者さんの感覚を重要視して見極めていきます。大体の腰痛は、筋筋膜性腰痛症といわれるものだと判断ができますが、この筋筋膜性腰痛症は、筋肉と筋膜から起きている腰痛ですから、その筋肉・筋膜の緊張や炎症は何から起こっているのかの深堀をしているわけではないのです。検査は、実体験、体感で患者さんから判断していただいた方がより正確な、腰痛を起こしている要素を見つけられると考えています。

時には患者さん自身が、判断できないこともありますのでその時は、こちらの判断で施術を進めて行きます。その場合の一番に大切にしていることは、筋力(一般的な筋力ではなく、筋肉の機能、代謝力)の向上です。神経筋シナプス(神経と筋にの接合部)の機能の呼び起こしを目的とした施術を、神経筋整復法により行います。

ひのくま整骨院では、患者さん主体で施術を進行することを心掛けています。言いなりということではなく、患者さん自身の体の無意識下で、嫌がる筋反射はできる限り避け、受け身(受動態)による施術を目指しより負担なく、体のゆがみをほどいていけるようにサポートしています。

師走の寒い時期に、大掃除や年末の仕事の追い込みが重なり、体が悲鳴を上げやすいです。サインが起こる前に、予防しましょう。ひのくま整骨院にサポートを依頼してください。お電話ご相談お待ちしています。

トップへ戻る