首がまわらない

徐々に変化が起きていたことが一般的にはわからないものですが、
「痛み」は急にやってきます。
さらに、痛みと一緒に動かなくなるのが、私たちの体です。

痛みを感じるとそれ以上動かしたくないので、自然と運動制限を作り出してしまいます。

だから、ひのくま整骨院では、首が左右非対称な動きの場合、可動範囲の広い方へ近づけるように、それに必要な筋肉の連動性を整えるように施術し、痛みを訴えている関節部分を直接アプローチするのではなく、そこに関係する最も遠い関節からアライメント、モーメント調整を行います。
その動きを司る筋肉の連携を整え、神経と筋肉のシステムの再構築を促します。
こうすることで、可動していた側の角度も広がることが経験により分かっています。もちろん実感してもらえると思います。

施術後のケアとして、首の痛みの時には首の左右横倒し、回旋の運動指導と、肩甲骨回しの運動指導を行なっています。
(他の医療機関とは考え方がすこし違っています、安静は指導しません)

もちろん無理のない範囲で進めてもらうんですが、ちょっぴり突っ張る痛みは感じてもらうように、できる限り関節の動きを広げていく、または施術後の可動範囲を維持してもらいます。

いろいろな人が、体は左右非対称みたいな考えを論じられているんですが、私はなるべく左右対称になるように身体の調整をしますし、左右対称に体が動けるようにしなければならない、と考えています。

カゼなどでお薬を服用する時は、毎日定期的に飲みますよね。施術も同じで、繰り返すことで神経と筋肉のシステムが安定して、筋肉の代謝がより強くなります。つまり、より疲れにくい体となり、再発のリスクが低減できると考えています。だから、安定するまで、できれば仕事の都合や、自身の都合で施術間隔を決定することはお勧めしません。安定したと考えられる状態になった時1週間の間隔を開けます、その1週間後何事もなく生活できていれば、施術は終わりの運びです。

あくまでも、身体の使用状況により一旦痛みが出てこなくなるような身体環境に整ったとしても、免疫性の症状と違うので戻らないことはありません。
そのためのケアは続けていただくようにお話しさせていただいています。

メンテナンスに3〜4週間に一度、
あるいはセルフケアで適度な運動を続けてもらう、といったことです。

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