柔軟運動、ストレッチングで痛い人

柔軟運動、ストレッチングと呼ばれる運動は、本来「痛み」は出ない運動です。さらに言うと痛みを出さなくするための予防運動です。

なぜなら、ワンちゃん、猫ちゃん、に限らず動物は伸びをします、その時痛がっていないですよね、また、必ず一人でやります。つまり人に押してもらったりする前屈運動などは、痛みを感じやすく怪我をおこしやすい運動になりやすいです。

ストレッチングは痛いから嫌なのではなく、痛くしているから続かない、続けたくない、運動にしてしまっています。

まず、伸びて気持ちいい、って感じるところまで万歳したり、前屈したりしてみてください。ゆっくり行うことも重要です。そして伸びているという心地よさのところで少し静止してみましょう。初めのうちは、あまり長く静止しないでください。5秒くらいが良いでしょう。

なんか矛盾してること言っていると思う人いるかもしれません、これには訳があります。いきなり気持ちいいからゆっくり伸ばしすぎると、可動範囲が広がることで、体の支えが不安定になります。この時に緩みすぎると筋肉の過剰緊張が起こりやすくなります、この時痛みが出やすいのです。ストレッチングをしている時の痛みではなく、過剰緊張による痛みは、人によってはそのまま継続してしまうこともあります。そして、ストレッチングをする前よりも固くなったと勘違いする人がいます。ただ無意識で過剰緊張が起こるので、なかなか力を抜くことができなかったりします。

だから、もしゆっくり伸ばしたいだけ伸ばす、という場合は、かならずそのまま寝る体制をとって行うと良いでしょう。すぐ布団に入って寝てしまう場合は、体に負荷が入りにくいので、翌朝かなり快適に起きられると思います。その後慣れてくれば、ゆっくり伸ばすストレッチングを、こまめに行うと、より体が快適に緩みほぼ痛みは感じなくなると考えています。

そんな体になったら、トレーニングを始めても良いと思います。そんな体には良い筋肉の肥大が観られ、美ボディが身に付き、さらに体が軽く動くようになり、見た目も体も若返ること間違いないでしょう。筋肉が肥大化するには筋肉に傷をつけ修復させる必要があります。その時に成長ホルモンの分泌が活性化されるそうです。つまり新陳代謝がより活発化され、あらゆる組織が若返るそうですよ。

施術ではトレーニングは行っていませんが、筋代謝力を向上させ、筋肉、靭帯等の軟部組織の柔軟を高め骨の並びを軸をそろえて調整します。だから自分でするストレッチングよりも効率よく体を緩めることもでき、骨に対して必要性を体が反応すれば加圧します。つまり骨代謝が上がりリン酸カルシウムの代謝が向上されると聞きました。(自分で成分の分析なりの評価や研究ができないので、神経筋整復法の生みの親の春日啓先生が、大阪大学の教授や学生と研究し近畿内科学会で医学論文を発表されたことを引用しています)

そもそも施術はストレッチングと違うものなのですが、やられる患者様側は、もしかしたらストレッチングされていると感じるかもしれないと、私自身セミナーで患者役を体験しているのでブログで綴ってみました。

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