スマホ・マスクで増える顎関節症

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のFNNオンラインの記事に便乗して投稿です。

マスク着用は首や肩こりを引き起こす、今、最大の要因となっているとも考えています。

肩や首のコリが、アゴの関節を機能低下して開きが悪くなることも、最近の臨床上感じています。でも、手術をしなければならなくなるほどの重症な症状には出くわしていません。

まず、そんな状態になるまで、痛みを我慢しないことが大事です。

スマホ操作で首のコリが強くなる原因は、FNNでお医者さんが話している内容と少し違います。スマホで猫背が原因というよりも、手にもってポチポチする細かな操作と、それを支える指や手首の疲労が首のコリを増幅します。だって、よこになって、ポチポチ動作しているだけでかなり首のコリを起こしますからね。これは猫背関係ないですよね。

マスク着用は、まずマスクのずり落ちを防ぐ姿勢、つまり鼻を上むけようとする姿勢、それから、耳掛けタイプが主流なので、いつも耳を前方に引っ張るわずかな力が継続的にかかります。継続的に押されたり、引っ張られたりするとその反対の力を入れたりしますよね、自身の正しいと感じる位置をキープするために。つまり咀嚼に係る筋肉もそうですけど、表情筋にも力が入りっぱなしになります。さらにこの猛暑の夏、マスクに汗が付き、空気の通りが悪くなるのでより空気を取り込もうする姿勢が、首や肩のコリも強めます。

咀嚼筋も表情筋もバランスが大事、偏りができてしまうと、片側に引っ張られてしまいます。

顔・頭の中で耳の忠治内の耳小骨以外で動く関節があるのが唯一「顎関節」、アゴですね。つまり表情筋の偏りで頭蓋骨は大きく動きませんが、顎関節だけは左右に歪んでしまいます。もちろん前後にもです。

手術に至らないうちに、表情筋・咀嚼筋、首・肩・腕の筋肉とシナップス(神経筋接合部)の調整をはじめましょう。

いろいろな体の環境が、このコロナ渦で変わってきています。なるべく我慢し続けないで早めの施術に心がけましょう。

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