福知山線の事故から17年、お亡くなりになられた方ご冥福をお祈り申し上げます。
この事故の約2週間後、私は、学研都市線「住道駅」近くの春日スポーツ医学研究所に住み込みで、短い期間ですが8か月お世話になりました。いろいろな意味で、とてもドキドキの止まらない日々の連続でした。
神経筋整復法に出合ったのは、自分の師匠の接骨院に、その住道から自動車で関東の先生のいくつかの施術所でパフォーマンスをした後の、一番遅い時間に訪問していただいたときからでした。師匠も半信半疑だったようなんですが・・・、やっぱり百聞は一見に如かず、魅力に一歩踏み込んだ感じでした。
その時私は、国家資格を取得したばかりで、接骨としての業務を勉強中で、師匠が神経筋整復法のセミナーに参加し、その復習、そして関東のセミナー生の集まりに被検者モデルとして参加させていただいていた程度でした。
ただ、それが私はとてもよかったんだと思います。施術の刺激がどんなものか、よくわかるようになっていきました。
神経筋整復法を行っている先生方は、セミナーで机上の理論を教わるよりも、診療台で臨床を体得しています。
人の痛みをわかるためにも、なるべく患者様に寄り添うように施術に取り組むことがわが師の教えで、体験することもその一つだと私は考えています。
大阪で出会った患者様や、お世話になった先生方や従業員の方々には感謝しています。